2022年12月24日土曜日

大人が学ぶサイエンス講座「ガラス細工でアーティスト」

 12月22日(木)大人が学ぶサイエンス講座「ガラス細工でアーティスト」が開講されました。

「ガラス細工」と聞くとなんだか難しいイメージを持たれがちですが、実は自宅でも簡単にできるような加工の仕方もあるんです!今回の講座では、ガラス細工歴、なんと20年以上!大ベテランの講師の先生と一緒に楽しくガラス細工に挑戦しました!
 
最初はガラス管を使ったマドラー作りです。まずは、ガスバーナーでガラス管の端を溶かし、閉じていきます。いきなり炎に近づけるとガラスが割れてしまうので遠くから徐々に近づけ、ゆっくりと温度を上げます。そろそろ閉じたかな?と見てみると、まだ小さな穴が、、、少し根気のいる作業でした(*_*;
  
 片方の端が閉じてガラスが冷めたらビーズを入れて、反対の端も熱して閉じます。熱している部分にビーズが流れて焦げないように、慎重に閉じていきます。

冷めたら素敵なマドラーの完成!
  
次はガラス玉のストラップ作りです。ここでは「色ガラス」を使います。ガスバーナーで色ガラスの先を溶かし、黄銅線の先につけ、ゆっくり回しながら形を整えていきます。最初は講師の先生のお手本から。あっという間に完成する見事な手さばきに,参加者のみなさん「オー(゚д゚)ウマーと感心です。一見とても簡単そうに見えるんですが、実はこれが難しい!

ガスバーナーの火力や炎のあたる場所によって、溶ける時間や仕上がりが変わってくるので、みなさん、より一層真剣に取り組まれていました。 

 最後にガラス玉の上にどんぐり帽子を被せたら、とてもキュートなストラップの完成です😊
講師の先生のプレゼントで,かわいい葉っぱもついてきました。
 
初心者から経験者まで大満足の講座でした!

2022年12月22日木曜日

親子科学教室「日本の伝統、和凧作りに挑戦」

 12月11日(日)に、親子科学教室「日本の伝統、和凧作りに挑戦」が開講されました。

 和凧講座は、倉敷科学センターで30年近く続く、伝統ある科学講座です。和凧は、お正月の風物詩として長く日本の伝統として愛されてきました。そんな和凧作りを凧名人の方に教わりながら、親子で挑戦してもらいました。今年は「連凧」を作りました。

 材料は、和紙、竹の骨、凧糸です。まずは、和紙全体にイラストを描きます。みんな思い思いに楽しい絵を描きました。今年は、3連の連凧なので、イラストも3つ必要でした。少ない時間で子どもたちも大慌てです。みんな良い絵が完成しました。やっぱり来年の干支「うさぎ」のイラストが人気でした。

  次に、竹の骨組みを1本ずつ印に合わせて、和紙に貼り付けていきます。縦横に2本ずつ組み合わせて、上手に貼り付けていきます。これも3枚分あるので、子どもたちは大忙しです。一緒に製作した保護者のみなさんも一緒になって、左右の指をボンドでべたべたにしながら頑張ってくれました。仕上げは、一番下に長い尾と、中央に凧糸をつければ完成です。連凧に3色のかわいいしっぽが付きました。

早速ライフパーク倉敷の広場へ飛ばしに行きました。さあ、みんなの凧は無事、空高く飛ぶことができるのでしょうか?!

 糸を伸ばして、親子で凧を構えたら、よーい、スタート!!最初は、雲がどんより。風もほとんどなく。本当に凧揚げができるか心配でしたが、だんだん良い風が吹いてきて、子どもたちもコツをつかむと、グングン凧は空高く舞い上がっていきました。どの凧も気持ちよさそうに風に乗って、冬空を高く舞っていました。

 工作だけでなく凧をあげるときも、しっかり親子で協力し合って、上手に凧あげができました。お子さんにとっても、おうちの方にとっても素敵な経験になっていたらうれしいですね。(o^―^o)ニコ もちろん来年度も伝統ある「和凧講座」開催します。来年度は「六角凧」です。ぜひお楽しみに。




2022年12月20日火曜日

宇宙の日絵画展

 宇宙の日」絵画展 開催中!!

 

毎年行われている、「宇宙の日」記念行事

【全国小・中学生 作文絵画コンテスト】

夏休み期間に、宇宙に関するテーマに沿った作文や絵画を募集しているコンテストですが、

当館にご応募いただいた作品の展示会となっています(*^^*)

 

 

今回のテーマは、

「わたしたちの地球を守ろう」

 科学センタープラネタリウム前にて展示しています。 展示室にご入館いただかなくても、ご覧いただける場所となっております。

 さらに、倉敷科学センターに応募いただいた倉敷天城中学校1年竹井 湊(たけい みなと)さんの作文が、宇宙航空研究開発機構理事長賞を受賞されました!!おめでとうございます(≧▽≦)


夢あふれる作品をぜひご覧ください✨ 開催期間\ 2023年1月15日(日)まで /



2022年12月18日日曜日

プラネタリウム100周年記念事業 「全国プラネタリウムこども絵画大募集!」

いつも倉敷科学センターのプラネタリウムをご利用いただき、ありがとうございます。

プラネタリウム100周年記念事業として、当館も「全国プラネタリウム子ども絵画大募集!」を受け付けております。

 あなたの好きなプラネタリウム、お友達や家族と出かけたプラネタリウムの思い出…。想像する未来のプラネタリウムなど、なんでも自由に楽しく描いてください☆★

応募者全員に参加証・ファイルをプレゼント。さらに抽選で素敵なプレゼントも当たります。

詳細は倉敷科学センターのHPプラネタリウム100周年記念事業 全国プラネタリウムこども絵画大募集!をご参照ください。

たくさんのご応募おまちしております♪

 

わくわく工作室「ぐにゃぐにゃたこ」

  12月のわくわく工作室は「ぐにゃぐにゃたこ」です。

 名前の通り、ビニールに竹ひごの支柱が2本だけのぐにゃぐにゃするたこ。一見たよりなさそうですが、やってみると意外とよくあがるんです!

 作り方はとっても簡単。 家にある45リットルごみ袋を切り、竹ひごをセロテープで貼り付け、両端に糸を結んだら完成!

風がなくても、早歩きするだけで天井まであがりました。

たこがグラグラするときは、 新聞紙を細長く切り、両側に足をつけるとバランスよくなります

もうすぐ冬休み、お正月の遊びはこれで決まり!

 

 

★次回のわくわく工作室のご案内★
  『室内カーリング』
  日程:1月14日(土) 13:00~15:00
  場所:ライフパーク倉敷 実験実習室
  無料、当日12:30より科学センター1F受付にて整理券配付
  ※ 小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。

 感染症対策のため、整理券をお持ちの方のみご参加いただけます。

当日12時30分より配付しますので、科学展示室や全天周映画、プラネタリウムと一緒に、ぜひお楽しみください♪




 

2022年11月30日水曜日

科学実験教室「ペーパーパワーで大実験」

 11月27日(日)科学実験教室が開催されました。今回は「ペーパーパワーで大実験」ということで、みなさん生活とは切り離せない「紙」の力を、いろいろ探っていくために、科学実験を進めていきました。

最初は、紙博士になろうクイズに挑戦しました!大きな紙図鑑にランダムに貼られた20種類の紙が何の紙なのかを当てるクイズです。身の回りには、いろいろな紙の種類があると知っていながら、いざ何の紙か尋ねられると、毎日目にするティッシュやトイレットペーパーもいつもとは違う姿に、不安そうに(꒪ȏ꒪)エッ? 回答していました。

 次は、1枚ずついろんな紙を使って実験していきます。「和紙」を顕微鏡で観察して表と裏を調べたり、「新聞紙」を広げて何回半分に折れるか挑戦したりしました。中でも、子どもたちががんばったのが、ペラペラの「コピー用紙」1枚で、ティッシュ箱を空中で支えるチャレンジです。いろんなアイデアがありましたが、写真のように角柱にしたり、円柱にしたり、ジャバラに折ったり…。すぐに折れ曲がる柔らかい紙でも、工夫次第で力強くなることを実感しました。
 後半は、普段は目にしない珍しい紙で実験しました。火にかけても燃えない「不燃壁紙」や紙でもお湯が沸かせる「紙鍋」などで、紙と炎の実験をしました。水に対しても、紙の反応は様々です。すぐに染み込む「ティッシュ」。水彩画の台紙となる「画用紙」。そして、本日の講座で一番人気の紙だったのが「水溶紙」でした。名前の通り、水につけると、一瞬で溶けて水に交じっていく紙の変化にみなさんビックリしていました。さらに、水溶紙に油性ペンで文字やイラストをかくと、インクの染み込んだ部分だけ水をはじいて溶けなくなり、かいたものだけが水に浮きました。「わぁ~(⊙ꇴ⊙)」と喜ぶ子供たち、とても楽しそうでした。
 最後に、紙ではとてもできそうにない3つのチャレンジに挑戦しました。その1つが、木材せつだんチャレンジです。ペラペラの紙で1cm四方の木材が切れるのか…実際に紙に触った子どもたちは、切れるわけないと半信半疑ですが、先生のディスクグラインダーを使った実験で見事にスパッと切り落とすことができました。真っ黒な断面と焦げたにおい…。なんと、紙と木材との摩擦熱で焼き切る実験に成功しました。

 みなさんも、ご参加お待ちしています(^▽^)o。初めての方も、なかなか当選しない方も、まだまだ科学講座は、来年3月までたくさん計画しています。気になる内容があれば、どしどしお申し込みください。よろしくお願いします✧٩(ˊωˋ*)و✧





 

わくわく実験室「マーブリングスコープを作ろう」

今回のテーマは「マーブリングスコープをつくろう」です。

万華鏡はみなさんよくご存じですよね!筒の穴をのぞくと輝く世界が広がるとても楽しいおもちゃです。今回はこの万華鏡の原理をつかってオリジナルのマーブリングスコープづくりに挑戦してもらいました!


見た目は万華鏡とはちがいます!筒やガラスではなく、ステンレスパイプを使用。パイプに反射する光で紙に書いた色がのようにじんで、キャップ穴からのぞくと、おもしろい模様を楽しむことができます!! 

※マーブリングとは水よりも軽い絵の具を水面にたらし、水面にできた模様を紙などに写し取る手法です。色と色が交じり合って、不思議な、おもしろい模様がでます。

今回はカラーペンで、丸い用紙に好きな模様をたくさん書いてもらいました。保護者の方と、こんな模様がいいかな…と協力しながら書かれている姿がとても印象的☆

穴からのぞくと、「わー!綺麗」ととても盛り上がっていました(^^☆★☆★ 

できあがったマーブリングスコープはお持ち帰り!!とってもお得な、まさにわくわく!実験室でした◎


★次回のわくわく実験室のご案内★

  『静電気パワーで大実験』
  日程:12月24日(土) 13:00~15:00
  場所:ライフパーク倉敷 倉敷科学センター2F実験実習室
  無料、当日12:30より科学センター1F受付にて整理券配付
  ※ 小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。

感染症対策のため、整理券をお持ちの方のみ参加できますので、科学展示室や全天周映画、プラネタリウムと一緒に、ぜひお楽しみください♪






2022年11月29日火曜日

「青少年のための科学の祭典」3年ぶりの開催!

11月12日(土)、13日(日)の二日間、

青少年のための科学の祭典2022倉敷大会が、

ライフパーク倉敷にて開催されました。

1年で一番多くお客さんが来館する大変人気のイベント

ですが、2019年を最後にコロナ禍で、

中止が続いていました。

今年度は、十分な感染症対策を検討したうえで、

満を持しての3年ぶりの開催となりました。

24の科学実験・科学工作のブースが出展され、

時間帯に区切って事前申し込みで参加された約600名のみなさんが、二日間にわたって、様々な科学体験を楽しみました。

一部ですが、その活動の様子や作品の画像を掲載します。

興味がある方は、数に限りがありますが、

今大会の実験解説書を科学センター受付ロビーにて、

ご自由にお取りいただけます。

家でも科学体験に挑戦してみたい方、

ぜひ参考にしてみてください。














2022年11月16日水曜日

親子科学教室「身近な空気の不思議なパワー」



11月6日(日)
親子科学教室が開催されました。今回は「身近な空気の不思議なパワー」と題して、みなさんの身の回りにある空気についていろいろな実験や工作を行いました。

 「空気」ってどんなものかな?という参加者への問いかけから講座が始まりました。風船に空気を入れて、天秤(てんびん)で重さ比べをしました。空気にも重さがあること(空気1Lで約1g)であることを知りました。また、空気は、いろいろな気体の集まり(窒素、酸素、二酸化炭素など)であることを教えてもらいました。

 次に、空気がおす力大気圧)を感じる実験をしました。コップに水を入れふたをしてひっくり返しても水がこぼれないことや、1辺が約15センチの正方形のゴムマットを真上に引き上げても引き上げられないことで確かめました。マグデブルグ半球の実験では、中を真空に近い状態にすると2人で引きあっても、ブランコのよう上からつるして人が乗ってみても離れないことから、大気圧はかなりの大きさであることを体感しました。ほかにも大気圧で空き缶をつぶす実験も行いました。空き缶がつぶれる瞬間は、実験した児童だけでなく見ている児童も驚いていました。

 そのあと押し縮められた空気が元に戻ろうとする力を利用したおもちゃ「エアーロケット」をみんなで作って遊びました。ペットボトルと紙コップを組み合わせるだけで簡単に完成します。ポン、ポンと音を立てて飛んでいく紙コップに、子どもたちは歓声を上げていました。

  続いて、空気が流れる力(気流) の実験をしました。ブロアー(風をおこす機械)を使っていろいろなものを浮かせる実験です。科学センターで人気の実験の1つですが、ブロアーの風で浮くか浮かないか当てるクイズをしながらどんなものが浮くか調べる実験をしました。ボールの形をしたものや風船といった丸いものが浮くこと、角張っているものは浮かないことに気付きました。また、科学センター特製のブロアーで浮くホバークラフトにも乗って空気の力で人を浮かせることができることを確認しました。

 もう1つは、温められた空気は、膨らんで軽くなる(空気の熱膨張) の実験です。温められた空気でビニール袋製ロケットを飛ばす実験を見ました。そのあと、アルコールロケットを飛ばしました。これは、空き缶の中の少量のアルコールが燃えるときに空気が膨らんでシュポンという音とともに紙コップが飛んでいくというものです。ライターで着火したので少し怖がっていた児童もいましたが、無事に飛ぶとホッとしていました。

 最後に段ボール空気砲で空気の力を感じました。そして、ミニ空気砲(エアピストル)を作ってみんなで遊びました。今回の講座は、実際に空気の力を感じたり体験したり、親子で一緒に作ったりする活動が多かったので、低学年の児童でも楽しく実験や工作をすることができたのではないかと思います。 

 みなさんも、ご参加お待ちしています(^▽^)o。初めての方も、なかなか当選しない方も、まだまだ科学講座は、来年3月までたくさん計画しています。気になる内容があれば、どしどしお申し込みください。よろしくお願いします✧٩(ˊωˋ*)و✧




 

2022年11月2日水曜日

鉄道模型展・写真展 開催!!

  10月22日(土)、ライフパーク倉敷 中ホールにて「鉄道模型展・写真展」が開催されました!!例年、ゴールデンウィークに行われている「こどもの日スペシャル」のイベントの1つとして開催されていましたが、感染症対策のためイベントの規模を縮小。。。2019年を最後に開催できていませんでしたが、鉄道開業150周年の今年に、いよいよ3年ぶりの開催となりました!!鉄道ファンのみなさま、お待たせいたしました。

 会場いっぱいに広がる鉄道のジオラマ。大きな橋や立体的な駅舎など、線路を走る鉄道に一段と臨場感が加わります。ショーケースには、本物そっくりに作られたその他の建物模型も飾られていました。鉄道には、在来線と新幹線の線路がそれぞれ用意されていて、「本日の時刻表」どおりに、様々な鉄道が力強く走っていました。来場された鉄道ファンの子どもたちは、スマホや大きなカメラを手にして、思い思いの写真や映像をおさめていました。

 鉄道写真は、地域や路線が様々な車両の写真20点が並びました。四国を走るアンパンマン列車や、キティちゃんのラッピングをされた新幹線など、子どもたちが喜ぶ車両。50周年を迎えた伯備線やくも号や京成スカイライナーなど、大人も目を引く懐かしい車両やかっこいい車両。どの写真も、とても素敵で鉄道ファン以外にもじっと足を止めて、じっくり鑑賞されていました。

 その他、ジオラマを走る車両に合わせたスライドショーなど、会場は鉄道一色に染められました。2日間たくさんの方に来場いただきありがとうございました。約半年後、来年のゴールデンウィークには、再び鉄道展が開催できることを願っています。鉄道ファンのみなさま、お楽しみに。