2022年1月23日日曜日

わくわく実験室「静電気パワー大実験」

 1月も下旬。またいちだんと寒くなってきましたね。さて、この冬の季節。服を脱いだり着たりする時、車のドアを触ろうとしたとき…パチッ!!となったりしませんか??これは静電気。静電気は痛いし、苦手~と思われる方、とても多いと思います。でも、そんな静電気のパワーと使って、たくさんおもしろい実験にチャレンジしました☆ 

 静電気にはプラスマイナスの力があります。プラスプラスマイナスマイナスなら離れようとし、プラスマイナスならくっつきあう性質があります。これは磁石のN極S極に似てますよね。この性質を使った実験でとても好評だったのが「静電気クラゲ」。ひもをさいて、ポンポンをつくっていきましょう。

 ポンポンを布でこすり、静電気をためていきます。同じように発泡スチロールの棒も布でゴシゴシ…。静電気をたくさんためていきます。この時、ポンポンも発泡スチロールの棒もマイナスの力をおびていますよね。だから、お互い離れようとしていきます。

 ということは… ふわふわと浮いて、まるでクラゲのようです!!

 物や人にはプラスの力があるので、最後にはくっついてしまいます。(天井や体にペタリ!)バランスをとらないとすぐどこかにくっついてしまうので、みなさん必死で挑戦!顔にくっついたりすると、それもまたおもしろくて、みなさん夢中でふわふわさせてました(^^♪

同じように2本のストローを準備して、布でこすり、マイナスの力を使って逃げあうストローの実験をしたり、空き缶をつかったり、工夫しながら楽しい実験をおこないました。

静電気は夏は起こりにくく、汗をかいたりしても、×。この時期にしかできない、冬ぴったりの実験です。いやだな~と思っていた静電気も、こんな実験ができるんだ!!と興味がわいてきませんか?

おうちでも簡単にできることなので、ぜひ、静電気を使った実験をやってみませんか(^^♪

 

★重要なお知らせ★ R4.1/21付

 次回2/12のわくわく工作室『ペットボトルカー』は、感染症拡大防止のため、中止となりました。楽しみにしてくれていた皆さま、申し訳ありません。なお、その他の科学講座や天文台公開等も、2/13(日)までのものは中止となっております。なお、延期日程を検討中のものもありますので、電話やHP等でご確認ください。<(_ _)>

 

 
   

2022年1月18日火曜日

電子工作教室「ラジオ作りに挑戦」

 1/16(日)、何年も続く冬の電子工作教室「ラジオ作りに挑戦」が開催されました。

 電子工作教室は、電子基板に電子部品をはんだ付けしていき、ラジオを組み立てるという小学生には、なかなか難しい内容の講座になっていますが、例年人気で今年も多数の申し込みをいただきました。当日は、JARL(日本アマチュア無線連盟)岡山支部のみなさんが、丁寧に説明や補助をしてくださって、製作開始です。

 最初のうちは、「ん~難しい(;´Д`)慣れないはんだ付けに苦労するお子さんがほとんどでした。そこで、まずは一緒に来られた保護者の方が本気になりました。先生となり、お子さんたちの手を取って、共同作業でがんばって進められていました。作業が進むにつれ、はんだ付けにも慣れてきた子どもたちは、驚くほど上達し、次々に作業を進めていました。すばらしい٩(ˊᗜˋ*)و だんだん完成に近づいてくると、アンテナ・スイッチ・ダイヤル・スピーカーなど、どんどん難所が出てきます。困ったところは、JARL岡山の講師のみなさんが、丁寧に手助けしたり、直したりしてくれました。
 いろいろな作業を乗り越えて、いよいよ完成です。できたラジオを手にして、電波の入りやすい窓際へ、上手にチャンネルを合わせると…「ピー、ガガ~♬ヾ(*´∀`*)ノ キター!」無事に電波を受信し、話し声や音楽が聞こえた子どもたちは、大喜びでした。難しい作業に苦労したので、完成までの時間がかかるお子さんもおられましたが、どのラジオも無事に完成して、ほっと一安心です。

 完成したラジオは、大切にご家庭で使ってほしいと思います。今回もたくさんの申し込み、ご参加ありがとうございました。毎年、夏にも電子工作教室が開催されています。興味がある子はぜひそちらもお申し込みください。お待ちしています(*゚▽゚*)ノ

JARL(日本アマチュア無線連盟)岡山支部の活動に興味がある方は、こちら

2022年1月12日水曜日

わくわく工作室「動く?!昆虫標本」

 

 みなさま、あけましておめでとうございます。本年も倉敷科学センターをどうぞよろしくお願いいたします。<(_ _)>こちらのスタッフブログでは、今年も科学講座や公開教室の様子を中心に、たくさん情報発信をしていきたいと思います。興味があれば、ぜひ立ち寄ってご一読ください。

 1/8(土)、今年2022年最初の講座 わくわく工作室「動く?!昆虫標本」が開催されました!

 昆虫標本といえば、虫捕りでとったセミやトンボ、カブトムシなどを特別な薬品で保存して、ピンで固定したものです。決して動かないはずのものなのに、なぜか科学センターの昆虫標本は、不思議と動き出してしまいます。今回は、そんな不思議な昆虫標本を作ってみました。

 最初に見本を見て、羽がパタパタ動くトンボの標本に「お~Σ(゚Д゚)スゲェ!!」と、驚きますが、その秘密は磁石の力です。同じ極は退け合って、違う極は引き合う性質をもつ磁石を使った工作でした。作り方を詳しく聞いたら、工作スタートです!!

 羽の形をていねいにハサミで切って、磁石の向きを間違えないようによぉく考えて工作を進めます。正しい順番で部品を重ねてはり合わせると、あっという間に完成しました。昆虫好きのお子さんが、今日はたくさんおられたのでしょうか。みなさん集中して、とても手際よく上手に作っていました。

 どの子も、完成したトンボの羽をうれしそうに何度も何度もパタパタさせて遊んでくれていました。٩(ˊᗜˋ*)و 普通の標本よりも動かす遊びがプラスされていて楽しさ倍増です。

 今回もたくさんのご参加、ご来場ありがとうございました💛次回からも、みなさんがわくわくするような講座をご用意しておまちしております!引き続き、よろしくお願いします

★次回のわくわく実験室のご案内★
  『静電気パワーで大実験!』
  日程:1月22日(土) 13:00~15:00
  場所:科学センター2F 実験実習室
  無料、当日12:30より科学センター1F受付にて整理券配付
  ※ 小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。

感染症対策のため、整理券をお持ちの方のみ ご参加いただけます。

当日12時30分より配付しますので、科学展示室や全天周映画、プラネタリウムと一緒に、ぜひお楽しみください♪