2022年8月21日日曜日

ライフパークの集い2022 チルドレンズライブ

 8月19日(金)ライフパーク倉敷で開催する夏の一大イベント「ライフパークの集い2022」が開催されました。コロナ禍になって、3年ぶりの開催となる今回はチルドレンズライブ:子供たちのためのライブショー」として計画されました。岡山フィルハーモニー管弦楽団によるコンサート、ジャグリングショーの他に、われらが科学センターからは、暑い夏にぴったりの実験ライブショーを催しました。

 この日は、14:30、15:30、18:00と、全部で3回の実験ショーを行いましたが、どの回も、募集を始めてからわずかで、定員がいっぱいになりました。とってもうれしいです。参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました(((o(*゚▽゚*)o)))

 今回の実験ライブショーは、暑い夏にぴったり、子どもたちが喜ぶ「液体窒素」を使った科学実験を行いました。取り扱いができる中で最も冷たい液体です。参加した子どもたちもワクワクした目で注目していました。

 まずは、温度測定です。みなさんご存じでしょうか?何でも凍っちゃうという噂の液体窒素。なんとマイナス197℃なんです。その冷たさに、子どもたちも( ゚Д゚)ビックリ。この中に元気なお花やスティック風船、スーパーボール、バナナなど、たくさんの物を冷やして実験しました。花は、グッとにぎると粉々にくだけてしまいました。バナナは金づちのようにカチコチになり、なんと釘も打ててしまいました。中には、凍りすぎてバナナが砕け散るハプニングも…ゲッ!(꒪ꇴ꒪|||)

 次に液体窒素を使って、ロケットを飛ばしました。温められて気体に戻るとき液体窒素は700倍にふくらみます。その勢いでロケットに扮したペットボトルが「ボンッ」と、音をあげてあっという間に向かいの壁まで吹き飛んでいきました。飛ばした職員の顔も真っ白、お客さんもその迫力に、またまたビックリでした。

 最後に、その冷たい力を利用して、大量の雲柱を作りました。今日のイベントでは、大学生のお兄さんやお姉さんが研修で来られていて、協力してくれました。モクモクとわき立つ雲に子どもたちも大興奮、みんな一斉に雲をつかみに来てくれました。空を飛んだ気持ちになれたでしょうか。

たくさんのご参加、ありがとうございました☆彡通常の科学センター実験ショーも、夏休みになって連日、多くのお客様に参加していただいています。夏休みももうすぐ終わりです。夏の最後の思い出に、ぜひ倉敷科学センターへいらしてください。お待ちしています✧٩(ˊωˋ*)و✧


2022年8月11日木曜日

夏休みわくわく実験・工作スペシャル

 8月6日(土)倉敷科学センターが開催する夏休みの一大イベントわくわく実験・工作スペシャル」が行われました!

 毎月第2・4土曜日の午後に行っている「わくわく実験室」と「わくわく工作室」を夏休みの今回は、なんと!一日で実験と工作のふたつを楽しめます!!年に一度の大サービスイベントです(((o(*゚▽゚*)o)))

 午前、午後の部、それぞれ整理券を配布し、感染症対策をしながらの開催となりました。整理券配布の開始時刻には、長い行列ができて、多くの子どもたちが楽しみに待っていてくれました。長い時間待たせてしまったり、並んでくれたのに満席になって利用できなかったりしたみなさん、申し訳ありませんでした。(◞‸◟ㆀ)

 2階 実験実習室では、スライム作り 

トレーの中に用意されたA液、B液の2つを決まった量だけ混ぜ合わせて、しっかりわりばしでかき混ぜると、あっという間にかわいいスライムの完成です。今日のスライムは全て緑色のスライムです。まるで有名RPGゲームのモンスター( ゚Д゚)<毒毒…のようですね。

 自分のお好みで2つの液の混ぜる分量を変えると、指からこぼれるドロドロスライムや、手で握るとしっかり形が変わっていろいろ変化するカッチリスライムができ上ります。みんな楽しそうに何度も手に取って遊んでいました☆

そして、2階 工作室では、わりばしバスケット!!

作り方はとっても簡単!作り方の説明を聞いたら、どの子も5分足らずですぐに完成します。洗濯ばさみの柄にそれぞれ割りばしを貼り付けて、飛ばすボールを支えるお皿にボトルキャップをつけたら、完成です。となりの研修室に準備してある「バスケットタワー」に挑戦しましょう。

高さによって1点,5点,10点と、得点が変わります。10点が入るところは、なかなか狭くて入らないので、みんな何度も挑戦していました。見事、入った子どもはヤッター!と、ガッツポーズですε=(۶•̀Д•́)۶ ドリャアアア。

  今日のイベントでは、高校生のお兄さんやお姉さんが学校の研修で来られていて、困った子どもたちをたくさん助けてくれました。科学センターの職員よりも年の近いお兄さんやお姉さんに助けられて、子どもたちもニコニコ笑顔で活動できました(*´▽`*)

たくさんのご参加、ありがとうございました☆彡






 

2022年8月9日火曜日

科学工作教室「6輪車で惑星探査」

  7/31(日)午前と午後の2回に分けて 科学工作教室「6輪車で凸凹惑星探査」の講座が開催されました。工作用紙LEDモーター電池を使った手作り感満載の本格的な工作です。児童が夏休みの作品作りに挑みました。

  「6輪車」の良さは何といっても、凸凹の悪路を走行できること。どんな悪路でも力強く乗り越えて進む自動車というイメージです。宇宙飛行士たちは、自由の利かない宇宙空間で材料と道具を駆使して、惑星探査機の修理や組み立てをします。今回の科学工作教室でも困難や苦労があるかもしれないが、そんな状況を克服していく中で少しでも宇宙飛行士さながらのやりがいや苦労を感じ取ってほしいという、講師の先生の願いです。

 最初にボディの組み立てに取り掛かりました。折り目に沿って丁寧に折り、両面テープで貼り付け2つの箱状のボディを組み立てました。次は、ストローを使って車輪の車軸を通して、穴の大きさをストローに合わせて開けました。ストローを通すのに苦労していましたが、みなさん竹串を使って上手に通していました。

 続いてタイヤです。8枚のコースターをギザギザばさみで回りを切りました。ギザギザばさみはあまり使ったことがない児童が多かったので、形を丸く整えるのに大変苦労していました。次に動力部に使うプーリー(ゴムをつなぐゼンマイ)を作りました。わりばしを使って4つのプーリーを作りました。続いてタイヤの組み立てです。プーリーとタイヤを組み合わせて駆動する側の車輪を作りました。竹串にプーリーとコースターをボンドで接着しながら組み立てていきました。
 
いよいよ動力部の作製です。モーターにゴムをかけてプーリーとを組み合わせる作業でした。ここが一番難しいところで、竹串とプーリーが空回りしないように瞬間接着剤で固定しました。そして、プーリーにゴムをかけて完成です。タイヤの動きを確認しながら試運転を繰り返していました。約3時間かけてほぼ完成しました。なかなかタイヤの調整がうまくいかなくて苦労している様子が伝わってきました。苦労して作っただけにとても愛着のある作品になったのではないでしょうか。
 
 製作の苦労も含めて、夏休みのよい思い出になったのではないかと思います。(*’▽’*)♪