1ヶ月ほどの休館をあけて6月22日(火)より倉敷科学センターが再開され、6月27日(日)には再開後、最初の科学講座が開催されました。今回の科学チャレンジ講座は「橋の科学」ということで、「橋」をテーマに扱った活動を行いました。
橋には桁橋・アーチ橋・トラス橋など、いろいろな種類があり、その素材や構造も様々です。そんな橋の秘密を解き明かすために、身近な素材でたくさんの橋づくりにチャレンジしました。
まずは桁橋を作りました。世の中の橋のほとんどは桁橋だそうです。今回はプラスチック下敷きに洗濯ばさみの橋脚をつけて、橋を作りました。ペラペラの下敷きで重い荷物を支えるには、どのように橋脚をつけるか工夫して、できた橋に次々に荷物を載せました。
次に、アーチ橋に挑戦しました。1つ目は紙粘土の橋です。型でくりぬいた粘土ブロックを組み合わせると、何も接着しなくても、しっかりとお互いのブロックを支え合い橋が完成しました。
2つ目は、アルミ缶の橋です。5つのアルミ缶をバランス良く組み合わせることで、力が均等に分散されて、見事なアーチ橋ができあがります……が、なかなか難しく、親子で力を合わせて、何度もチャレンジし、無事完成したときには「できたー!」と、歓声があがりました。
最後の難関は、トラス橋でした。細いパスタをホットボンドで三角に組み合わせると、頑丈なトラス橋ができる…はずでしたが、今回の最難関チャレンジで、着いたボンドがとれたり、パスタが折れたりと、橋を建築した昔の人々の苦労を存分に味わうことができました。苦労の末、何とか一部の橋が完成しました。子どもよりも必死に取り組んでくださった保護者の方々、ありがとうございましたm(_ _)m
まとめに、建築工学から少し離れ、ゆずの「栄光の架け橋」をバンジーチャイムで演奏して終了しました。参加された皆さんが一つになって、美しいメロディを奏でることができました♪ 演奏後は、思わず拍手でした(^o^)
★間もなく始まる夏の全天周映画・プラネタリウムのご案内★
『南極大陸 未知の世界へ』 7月6日(火)より 土日祝13:20~ 平日15:10~
『ゆるり星空めぐり 北極星を見つけよう!!』7月9日(金)より 土日祝14:40~ 平日16:20~
場所:科学センタープラネタリウム
料金:おとな500円、高校生350円、こども250円無料
※ 夏休み期間中は、平日も土日祝のスケジュールで上映します。詳しくは科学センターHP「プラネタリウム」をご覧ください。