4月18日(日) 今年度、最初の科学講座は「燃える炎のサイエンス」ということで、「火」を扱った実験を中心に行いました。普段は危険なので、家庭ではなかなかできない実験に、多くの子ども達が安全に気をつけながらチャレンジしました。
ろうそくやアルコールランプなど、最初は恐る恐る着火していた子ども達も、だんだん慣れてくると、スチールウールが真っ赤に燃えていく様子や手作り線香花火がパチパチはじける様子に目を輝かせていました。
大きな音をあげて飛び上がるアルコールロケットです。空き缶に入れたアルコールを手でしっかり温めると、準備OK。中には、プスッと不発で終わるロケットもありましたが、カウントダウンと共に、勢いよく着火するとポンっと高くまで舞い上がりました。
参加した子ども達や保護者の方が、一番、驚いていたのが、いろんな色の炎色反応です。様々な薬品をしみこませた綿に火をつけると、薬品によって赤や緑、オレンジなど様々な色の炎がカラフルに燃え上がりました。暗くした実験室の中は、何とも幻想的な雰囲気に。そのきれいな様子をスマホにおさめる方も大勢いらっしゃいました。
ドキドキしながらも、普段できない実験の数々をしっかり楽しんでもらえた様子でした。保護者の方も、一緒になってハラハラ・わくわくしてもらえたでしょうか。(*^_^*)
現在、倉敷科学センターでは「ハナビリウム」という全天周映画を上映しています。ドームスクリーンの全方位から、打ち上げ花火が上がる迫力の映像です。この打ち上げ花火には、今回挑戦した炎色反応の仕組みがたくさん利用されています。こちらの番組も、ぜひご覧ください。
★上映中の全天周映画のご案内★
『ごん / GON, THE LITTE FOX』土日祝9:40~ 平日15:10~
『ハナビリウム』土日祝13:20~
『HAYABUSA2 ~REBORN -帰還バージョン-』土日祝16:20~
日程:~5月4日(日)
場所:科学センタープラネタリウム
料金:おとな500円、高校生350円、こども250円無料
※ 詳しくは科学センターHP「プラネタリウム」をご覧ください。