10月29日(日)親子科学教室「おいしい?楽しい!砂糖と食塩の科学」が開催されました。
砂糖と食塩は、誰もが知ってる、見た目がよく似た、味が違う白い固体の調味料ですよね。今回はこの砂糖と食塩を使い、溶かしたり、蒸発させたりして、2つの化学的な性質の違いを調べる実験や、べっこうあめを作って化学変化のおいしさと楽しさを味わいました!!
まずは、砂糖と食塩の種類や成分の勉強をして、いよいよ実験の始まりです。今回は5つの実験をしました。
1つ目「キュウリの浅漬け」作りから。調味料は①あじしお②こんぶだし③あわせだし④かつおだしの中から自分の好きなものを。はじめにコップの重さを量り、キュウリ入れた重さ・調味料を入れた重さ量っときます。混ぜ混ぜしてそのままアルミをしてそのまま放置。食品を漬けるのは食品の中の水分がなくなり、長期保存ができます。これは砂糖も塩も働きは同じ。どれくらいの水分が出てくるかな~一時間後が楽しみ!
2つ目 砂糖に熱を加えるとさまざまな形に変わる性質を使っての「べっこうあめ作り」。薄黄色のこども味から、だんだん濃い色おとなの味までいろんなのを試して、おいしくいただきました。わざと苦い味を作る人もいたりして( ^ω^)…
3つ目 カップの「4つの白い粉は何だろう?!クイズ」 手の感触や見た目で当てていきます。舐めるのはダメということで。これはほぼみんな正解。さすが!!正解は、砂糖・塩・小麦粉・かたくり粉」でした。
4つ目「砂糖・塩を水に溶かしてどちらがよく溶けるかな?」100mlの水に小さじ5mlをいれてよ~く混ぜ混ぜ。砂糖は小さじ約3g、塩は小さじ約6g。粒がなくなったらどんどん入れて、何杯いくでしょう?!さて、みんなの結果は、砂糖10~14杯、塩5~6杯という結果に。砂糖がよく溶けることがわかりました。
最後は「砂糖と塩の結晶の観察」をしてもらいました。用意した小さい粒から大きな結晶まで顕微鏡をのぞくと「うわ~きれい!」ととってもいい反応が、うれしい!
今回は親子講座ということもあり、終始和気あいあいとした、とても楽しい講座でした。最後、科学センターで丹精こめて作った力作の超大きいミョウバンの結晶を紹介。こどもたちの手のひらよりも大きい、その大きさにびっくりΣ(・ω・ノ)ノ!しながら終了となりました。