さて、昨年12/21(木)に、大人が学ぶサイエンス講座「ガリレオ温度計で気象予報士」を開講しました。
ガリレオ温度計とは、透明な液体と複数の様々な密度のガラス器を含む、密閉されたガラス製の円筒で作られた温度計で、浮きの浮かび方、沈み方でその時の温度知ることができます。今回はそんなガリレオ温度計を自分たちの手で一から作ってみました!
ちなみに「ガリレオ温度計」という名前にもかかわらず、開発者は全く別の人なんです。液体の密度が温度に関係するという考えがこの温度計の基となる原理で、これを発見したのが有名なガリレオ・ガリレイなんだそうですよ😳
今回は、室温に合う20度の浮きを最初に作り、その浮きを基準に他の温度の浮きを作りました。浮きの重さの微調整が難しく、苦戦されている方もいらっしゃいましたが、みなさん根気強く取り組んでくださいました。最後には簡単に作れる気圧計も作って楽しみました!
倉敷科学センターでは、大人の方向けの科学講座も多数開催しております!『他の公民館講座と違って、難しそう…』と、思われるかもしれませんが、大人世代の方でも科学を楽しんでいただけるように工夫しておりますので、ぜひ皆様のご参加お待ちしております。