7月22日(木)科学工作教室が開かれました。こちらの講座は岡山県の緊急事態宣言により延期,宣言延長により,さらに再延期となっためずらしい講座です。開催できることを,関係スタッフ一同,喜んでおりました。楽しみにしてくれていたみなさん,お待たせしました。待ちに待った科学工作教室,開講です。
今回作る工作は,「カタパルト飛行機」です。カタパルトとは,戦艦などにある戦闘機を発射させる仕組みです。わりばしと輪ゴムのカタパルトで,食品トレーが翼の飛行機を飛ばします。見本の飛行機が見事にクルッと空中旋回して飛ぶ様子に「オー!」と,おどろいた子どもたちは,かっこいい飛行機を作ろうと,製作意欲にあふれていました。
材料や見本の飛行機,主翼の型紙を受け取ると,製作開始です。食品トレーを型紙に合わせてカッターで切り取り,ホットボンドでわりばしに固定します。小さい学年の子どもたちには少し難しかったかもしれませんが,ご家族の協力で順調に親子なかよく作業が進みました。中には,子どもより熱心に翼を切り取り,飛行機をデザインするお父さんも…。いくつになっても,空飛ぶ飛行機やもの作りには,ロマンを感じますね。
いよいよカタパルト飛行機の完成です。いざ飛ばしてみると,なかなかうまく飛ばない…。でも,ここが最後のポイント。飛行機の先のおもりの重さを少し調節するだけで,見事にクルッ!!あっという間に空中旋回するカタパルト飛行機になりました。
飛ばし方もどんどん上手になって,遠くまで猛スピードで飛ぶ飛行機,空中旋回しすぎて天井にかかる飛行機,ゆっくり旋回して長く飛び続ける飛行機など,いろいろな性能をもったすばらしい飛行機ができあがりました。喜んだ子どもたちは,すぐ2機目の製作に取りかかりました。