休館により延期になっていた科学実験教室「暑さがふきとぶ!超低温ワールド」が、10月24日、無事に開催できました。
身近なものを材料に、さっそく実験開始!
ケーキなどに使わているドライアイス。温度は-78度です。 アルコールにドライアイスを入れ、さらに水のはいった試験管をアルコールの中にいれると、なんと水が凍ってアイスキャンディーのできあがり! 花もアルコールに入れるとやはり凍って、少し触るだけで花びらがパキパキと落ちていきました。
しかしドライアイスよりもさらに冷たいものがこの世に存在します。それは液体窒素。温度は脅威の-196度。扱いに注意しつつ、軍手やゴーグルをつけていざ実験!液体窒素にいれたゴム風船はしぼんでカチカチに。しかし液体窒素から出すと、 膨らんでもとに戻りました!スーパーボールもカチカチに凍り、まったく跳ねなくなりましたが,こちらもしばらくするともとのスーパーボールに。何回でも遊べますね!
ついでにバナナも液体窒素で凍らせると、なんと釘が打てました。やわらかいバナナがトンカチのような硬さに。液体窒素すごい。
最後は雲づくりに挑戦!
雲は地上の温かい空気と上空の冷たい空気がぶつかって発生します。では、温かいお湯の中に冷たい液体窒素を入れるとどうなるでしょう・・・。
あっという間にたくさんの雲がもくもくと出てきました!手でさわると少しヒヤッとしましたが,子どもたちは夢中になって手を伸ばし触っていました。雲に触ることができるなんて!なかなかできない経験ですね。
もともとは9月26日の予定だったので、「暑さがふきとぶ!」というタイトルだったのですが・・・まさかの寒い時期となってしまいました( ;一3一) しかし、たくさんのオドロキ実験にテンションが上がりまくり。寒さもふきとんだ2時間でした!