8月19日(金)ライフパーク倉敷で開催する夏の一大イベント「ライフパークの集い2022」が開催されました。コロナ禍になって、3年ぶりの開催となる今回は「チルドレンズライブ:子供たちのためのライブショー」として計画されました。岡山フィルハーモニー管弦楽団によるコンサート、ジャグリングショーの他に、われらが科学センターからは、暑い夏にぴったりの実験ライブショーを催しました。
この日は、14:30、15:30、18:00と、全部で3回の実験ショーを行いましたが、どの回も、募集を始めてからわずかで、定員がいっぱいになりました。とってもうれしいです。参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました(((o(*゚▽゚*)o)))
今回の実験ライブショーは、暑い夏にぴったり、子どもたちが喜ぶ「液体窒素」を使った科学実験を行いました。取り扱いができる中で最も冷たい液体です。参加した子どもたちもワクワクした目で注目していました。
まずは、温度測定です。みなさんご存じでしょうか?何でも凍っちゃうという噂の液体窒素。なんとマイナス197℃なんです。その冷たさに、子どもたちも( ゚Д゚)ビックリ。この中に元気なお花やスティック風船、スーパーボール、バナナなど、たくさんの物を冷やして実験しました。花は、グッとにぎると粉々にくだけてしまいました。バナナは金づちのようにカチコチになり、なんと釘も打ててしまいました。中には、凍りすぎてバナナが砕け散るハプニングも…ゲッ!(꒪ꇴ꒪|||)
次に液体窒素を使って、ロケットを飛ばしました。温められて気体に戻るとき液体窒素は700倍にふくらみます。その勢いでロケットに扮したペットボトルが「ボンッ」と、音をあげてあっという間に向かいの壁まで吹き飛んでいきました。飛ばした職員の顔も真っ白、お客さんもその迫力に、またまたビックリでした。 最後に、その冷たい力を利用して、大量の雲柱を作りました。今日のイベントでは、大学生のお兄さんやお姉さんが研修で来られていて、協力してくれました。モクモクとわき立つ雲に子どもたちも大興奮、みんな一斉に雲をつかみに来てくれました。空を飛んだ気持ちになれたでしょうか。たくさんのご参加、ありがとうございました☆彡通常の科学センター実験ショーも、夏休みになって連日、多くのお客様に参加していただいています。夏休みももうすぐ終わりです。夏の最後の思い出に、ぜひ倉敷科学センターへいらしてください。お待ちしています✧٩(ˊωˋ*)و✧