7/31(日)午前と午後の2回に分けて 科学工作教室「6輪車で凸凹惑星探査」の講座が開催されました。工作用紙とLED・モーター・電池を使った手作り感満載の本格的な工作です。児童が夏休みの作品作りに挑みました。
「6輪車」の良さは何といっても、凸凹の悪路を走行できること。どんな悪路でも力強く乗り越えて進む自動車というイメージです。宇宙飛行士たちは、自由の利かない宇宙空間で材料と道具を駆使して、惑星探査機の修理や組み立てをします。今回の科学工作教室でも困難や苦労があるかもしれないが、そんな状況を克服していく中で少しでも宇宙飛行士さながらのやりがいや苦労を感じ取ってほしいという、講師の先生の願いです。
最初にボディの組み立てに取り掛かりました。折り目に沿って丁寧に折り、両面テープで貼り付け2つの箱状のボディを組み立てました。次は、ストローを使って車輪の車軸を通して、穴の大きさをストローに合わせて開けました。ストローを通すのに苦労していましたが、みなさん竹串を使って上手に通していました。 続いてタイヤです。8枚のコースターをギザギザばさみで回りを切りました。ギザギザばさみはあまり使ったことがない児童が多かったので、形を丸く整えるのに大変苦労していました。次に動力部に使うプーリー(ゴムをつなぐゼンマイ)を作りました。わりばしを使って4つのプーリーを作りました。続いてタイヤの組み立てです。プーリーとタイヤを組み合わせて駆動する側の車輪を作りました。竹串にプーリーとコースターをボンドで接着しながら組み立てていきました。
いよいよ動力部の作製です。モーターにゴムをかけてプーリーとを組み合わせる作業でした。ここが一番難しいところで、竹串とプーリーが空回りしないように瞬間接着剤で固定しました。そして、プーリーにゴムをかけて完成です。タイヤの動きを確認しながら試運転を繰り返していました。約3時間かけてほぼ完成しました。なかなかタイヤの調整がうまくいかなくて苦労している様子が伝わってきました。苦労して作っただけにとても愛着のある作品になったのではないでしょうか。
製作の苦労も含めて、夏休みのよい思い出になったのではないかと思います。(*’▽’*)♪