科学実験教室「宇宙ってどんな世界？～目指せ宇宙飛行士～」

 　4月23日（日）今年度最初の科学講座が開講されました。今回のテーマは科学実験教室『宇宙ってどんな世界～目指せ宇宙飛行士～』ということで、宇宙飛行士選抜試験や宇宙飛行士の技術や道具、お仕事などを中心に科学体験を踏まえて、2時間の楽しい講座が開かれました。

　まずは、有名な真っ白パズルに挑戦です。実際に選抜試験にも取り入れられた、集中力・忍耐力が試される難問パズルです。模様が何もないので、手がかかりになるのは、細長い、耳が大きい、なで肩…などのちょっとした形の違いです。約１００ピースもあるので、短い時間でもちろん完成はできませんでしたが、みなさん家の人と一緒になって、真剣にチャレンジしました。速い子は、やりやすい周囲の部分を完成させて、難しい中央のピースもいくつか埋めていました。すごいっ(*'▽')！！

　次に宇宙飛行士のお仕事体験です。宇宙服の腕には鏡が取り付けてあり、それを見ながら背面の作業をすることもあります。…ということで、鏡を見ながら、枠からはみ出さないように★の図形を描くチャレンジをしました。「右に行きたいけど、左に」「思うように進まない」子どもたちのストレスは、グニャグニャした作業の線に表れていました。時間内に無事ゴールしたのは、わずか数名です。お疲れさまでした(;^ω^)

　他にも真空状態を体験するために、真空容器にマシュマロを入れて、ポンプで空気を抜いていきました。実験前には、小さくなる、浮く、破裂する、などいろいろな予想をしていた子どもたちですが、目の前のマシュマロにびっくり＼(◎o◎)／！「大きくなった！！」真空状態では、周りの大気がなくなることで、人間もマシュマロのように膨らみ体に支障をきたすことがよく分かりました。でも、子どもたちは巨大化したマシュマロに夢中です。食べようと容器を開けると、プシューっと元の大きさに、しかもシワシワに…ガッカリ｡｡｡＿|￣|○

　他にも、宇宙服のヘルメット体験をしたり、宇宙タコヤキを食べてみたり、12名の小さな宇宙飛行士たちが様々な体験を楽しみました。体験中のみなさんのニコニコ笑顔を見ていると、本当に宇宙飛行士がこの中から現れそうな気になりました。JAXAでは「今後5年おきぐらいに選抜試験を実施したいと考えている。」という話もあるそうなので、チャンスがあれば、ぜひみなさん頑張ってくださいね。