3月3日(日) 親子科学教室「親子で楽しむ キッチンサイエンス」が開催されました。
毎日使っているキッチン。実は、キッチンは科学がいっぱい!!洗剤や調味料、毎日の調理の中にもいろいろな化学反応が隠れています。今回はキッチンにあるもので実験・カンタンな調理に挑戦してもらいました。まずは「キッチンにある実験に使えるものってなんだろう?!」考えてもらい実験へ。
最初は氷を釣ってみよう! 綿棒を釣り竿にして、先に水をつけます。水でぬれた部分にエサとなるお塩をつけて、氷釣り開始‼ 氷にくっつけ30秒間待ち、そ~っと持ち上げて氷が釣れたら大成功!!なかなか待ちきれず早くあげてしまって、氷がうまく釣れないことも。じっと待つことも大切なお勉強ですね。慣れてきたら、大きな氷にもチャレンジしていました。
その他、ストローやガラスコップが楽器にも大変身♪ストロー を笛に、ガラスコップの中に水を入れてグラスハープも体験してもらいました。最後に『共振なべ』を見てもらい音のヒミツも発見しました!!音の正体は、『振動』です。鍋の中のブルブルふるえて、はじけ飛ぶ水しぶきを見て、オーっと納得の子どもたちでした。
最後はお待ちかねの3色蒸しパン作り(≧▽≦) ただ蒸しパンを作るのではなくて、そこにも化学反応が...。 食べ物の中に入っている酸性・中性・アルカリ性をわかりやすく見て勉強するために、紫芋のパウダーを入れて基本の生地を作ってもらいました。そのままの生地(中性)・クエン酸(酸性)・重曹(アルカリ性)と分けて3色のケーキ作り。
クエン酸はピンク色に、重曹は青みどり色に変わり、それぞれ個性あふれる色の蒸しパンが出来上がりました。見た目の色はちょっとアレッと思いますが味は良し、おいしく食べていただきました。最初から最後まで講座を楽しんでいただき、親子であっとういう間の2時間でした。今年度最後の「科学教室」もたくさんの申し込みをいただきありがとうございました。
今シーズンの科学講座も、これで全て無事に終わりました。たくさんのお申込み、ご参加ありがとうございました。また、来年度の講座も4~6月分については、すでにお申し込みが始まっています。ぜひ、引き続きご参加よろしくお願いいたします。