今回は講師の先生より光の反射や屈折を利用した不思議な見え方をするおもしろい実験をたくさん紹介していただき、実験・工作を行いました。
最初は台形の鏡を利用した立体万華鏡!ふつうは鏡が三角柱に組み合わさって模様が平面に。でも今回は、三角錐に組み合わせることで鏡が傾くので見える模様も位置がずれて立体的な鏡像をつくることができます!完成した万華鏡は中にものを入れたり、LEDで下から光らせると、キラキラ✨と反射してとてもきれいでした。
曲がった図形をフリーソフトでつくり、ステンレスコップなど円柱形のものを置くと曲がった図形が反射して、円柱に元の図形が見えます。今回は窓用のミラーフィルムを筒状にして写しました。見る角度によって違って見えるのできれいに見える位置を探ってみてください!
続いて水の屈折を利用した鏡文字の実験!鏡文字とは左右反転した文字のこと。まず、参加者の子どもたちがおでこに紙を当て「あ」を書くと、普通に書いたはずの「あ」は鏡文字に!普通に見ても読めませんが、水の入ったペットボトルに映してみると、なんと!文字をきれいに読み取ることができました!これはボトル内の水を通った光が屈折によって反転して見えるらです。
次は2つの鏡をつなぎ合わせた合わせ鏡の実験!
分度器がかかれた紙の上に合わせ鏡を広げて、合わせ鏡のつなぎ目に分度器の中心をあてます。人形を置いて合わせ鏡を徐々に閉じていくと・・・鏡に映る人形がどんどん増えています!みなさん楽しそうに人形の数を数えていました。
今回の実験に欠かせない偏光板は1方向の光だけを通す性質があります。2枚の偏光板を重ねて光の方に向け、1枚だけを回転させると、直交した偏光板が暗くなり、光が通らなくなります。筒の中に黒い板があるように見えますが実際には空どうになっていてものを入れると通り抜けます。とてもふしぎですね!
最後に、今年の干支にちなんで牛乳パックとわりばしで「マジックハンド」のロボ龍をつくったり、先生から紙コップが消えるマジックをひろうしていただいたりしました!(^^♪ 紙コップを見ているうちに、手元からスルスルと消えていったのでびっくり!!みなさんからおどろきの声が聞こえました。マジックも見え方の不思議ですね。
見方によって違ったり、ふしぎなことがいっぱいでしたがみなさんとても楽しんで、たくさんの物を作っていただきました。ご応募、ご参加されたみなさん、講師の先生ありがとうございました(*^▽^*)!