2024年8月8日木曜日

わくわく実験室「ダンゴムシの迷路」

 7月27日(土)にわくわく実験室「ダンゴムシの迷路」が開催されました。この日は12時頃からたくさんの家族が整理券を求めてお待ちいただき、約10分ですべての券がなくなるといった大変な状況でした。子どもにとって、ダンゴムシは小さくて、シャリシャリ歩いたり、さわると丸まったりする、身近でかわいい人気のあるムシなんですね。


 今回は、ダンゴムシの観察はもちろんのこと、ワラジムシキアゲハの幼虫などの観察もしました。そもそも「昆虫」とは、からだが「頭・胸・腹」の3つに分かれて、足6本が胸についている生き物を指します。…ということは、ダンゴムシが昆虫でない(;゚Д゚)! ことに気が付き、ダンゴムシとワラジムシの違いなども解説をきいて、実際に顕微鏡で観察しました。


  続いて、昆虫であるアカスジカメムシコスナゴミムシダマシも顕微鏡で観察しました。もう一つは、キアゲハの幼虫です。こちらも昆虫ですが、幼虫なのでからだのつくりが成虫とは違います。はじめは「かわいい(・∀・)!!」と言っていた子どもたちも、顕微鏡で拡大した姿を見ると、大きさや形状に「ビックリΣ( ̄□ ̄川)」でした。虫が苦手なお子さんもダンゴムシや昆虫を観察したり、さわったりする中で、扱い方を知る良い経験になったようです。身近な昆虫やムシなどの飼育を通して、昆虫への愛着や適切な扱い方を学んでほしいですね。



 最後に、ダンゴムシを迷路に入れて観察しました。不思議なことにダンゴムシは習性として、カベにあたると右や左に交互に向きを変えて、上手に迷路を進んでいきました。ダンゴムシの可愛さと、賢さを実感していたようです。何回もダンゴムシを迷路に置いて熱心に動きを確かめていました。ときには、カベによじ登ったり、迷路から脱走するダンゴムシも…(;'∀')

 長い夏休みに段ボールでダンゴムシ迷路を作って楽しんでみてはいかがでしょうか。

★次回のわくわく実験室のご案内★

  『 水の力でアサガオの花をえがこう 』

  日程:8月24日(土) 13:00~15:00
  場所:ライフパーク倉敷 実験実習室
  無料、当日12:30より科学センター1F受付にて整理券配付
  ※ 小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。

 紙に描いた色とりどりの模様を水でにじませ、きれいなアサガオの花を作ります。お楽しみに !!

 混雑を避けるため整理券をお持ちの方のみ参加いただけます。当日12時30分より配付しますので、科学展示室や全天周映画、プラネタリウムと一緒に、ぜひお楽しみください♪