2024年10月6日日曜日

科学実験教室「寒剤バンザイ アイスのひみつ」

9/29(日「寒剤バンザイ アイスのひみつ」が開催されました。わくわくが伝わる講座名の勉強からスタートです。

まずは「アイスのひみつ」。みんなでアイスの材料は何だろう?!牛乳.卵.砂糖……と考えてから、3種類のアイスを顕微鏡で観察しました。スーパーカップ・ガリガリ君・氷のかたまり。「アイス」にも固まるものによって仲間わけがあるようです。この夏たくさん食べたであろうアイスを顕微鏡で見ることなんてないので、じっくり観察👀。

次は「寒剤」ってなんだろう?普段あまり使わない言葉ですよね。「寒剤」とは、混ぜると低い温度になる2種類の以上の物質の組み合わせのことで「混ぜると急に冷たくなる2つの物瞬間冷却剤に含まれたりと私たちの身近に使われている物もたくさんあります。

 

さあいよいよ寒剤の実験です。2つの物を混ぜるとどんなことがおこるかな?

氷+食塩では、温度計使って氷水の温度の変化を調べながら、ガラスシャーレに薄く水を張って一気に冷やしました。水が食塩の力で一瞬で氷に大変身(◎o◎)!シャーレの中で、過冷却という現象が起こり、鳥の羽のように氷が広がっていく様子がとてもキレイでした。じっと待つのが苦手な子は、なかなかうまくいきませんでした。

他にもドライアイス+アルコールを混ぜました。ドライアイスは-78℃です。アルコールもかなり冷たく冷えています。ぬれたティッシュ・花(コスモス)・ミニ風船をつけてもらいました。パリパリ凍るまでにはいかなかった部分もありましたが、こんな経験ないですね。なんでもやってみることが大事、実験の楽しみ!!

 

最後は、みんなお待ちかねの「バニラアイス作り」です。まずは、ボトルに材料(牛乳・生クリーム・砂糖など)をいれていきます。ここでも少しだけ科学の力。大気圧の力を使って、炭酸用ペットボトルで卵黄だけを吸い取ってアイスの材料に混ぜました。いきなり過ぎて、卵黄が割れる子が…(;'∀')なんとか無事、アイスの素が完成しました。

あとは食塩をかけた氷水につけて、アイスの素を均等に冷やせるようにミニボトルをひたすら回します。食塩と氷を5分おきに追加しながら、かじかむ指先で頑張って約15分で完成です。なぜか固まらないアイスがあったり、それぞれ時間に違いはありましたが、みなさんオリジナルのおいしいアイスの出来上がり\(^_^)/

出来上がったアイスをおいしく食べて終わりとなりました。自分でアイスが作れるなんてとってもうれしいですよね。味も一段と美味しかったはず。

科学の力ってすごい!!最初から最後まで、楽しい実験で2時間もあっという間すぎていきました。

参加者のみんなも楽しく実験をしてくくれているのが見えて、うれしかったです。(≧ω≦)ご参加のみなさん、ありがとうございました。