星座を作っている星たちは、となりどうしに並んでいるようにに見えるけど、本当はそれぞれ離れたところにあります。例えば、はくちょう座の尻尾にあたる星デネブは3200光年。しかし、くちばしの星は400光年と、地球からの距離が実はバラバラなのです。
今回の科学工作は、それが一目でわかる立体工作!
その名も、「キラキラ✨光る立体星座箱」。夏の大三角を作るはくちょう座、わし座、こと座の中から一つを選んでもらいました。少し難易度は高めですが頑張って作りましょう!!
5枚の透明シートに星の位置にペンでしるしをつけ、星に見立てた丸いシールをはっていきます。しるしを間違うと星の位置が変わってしまうので要注意!どこにどの星があるかしっかり確認し、慎重にしるしをつけていこう。シールにも気を付けて!一番大きなシールは1等星、2番目に大きなものは2等星。それより小さいのは4等星以下です。
次は細長いスチレンボードを切ります。星までの距離を表すのに大事な部品です。透明シートの四隅にはりつけて、星々の距離の違いを表しましょう。スチレンボードが付いたらいよいよ透明の箱に入れていきますが、ここも重要。シートの順番や向きを間違えると、星がバラバラになって、全く違う形になってしまうので一枚ずつ確認しながら入れていきます。
最後に立体星座箱を飾る土台を作り、きれいな星座イラストと詳しい距離イラストをはったら完成! 正面から見るとみんなが見上げる星座の形ですが、横から見ると地球までの距離が違うからばらばらに見えます。宇宙ってこんなに広いんだ…Σ(゚Д゚)スゲェ!!
工夫したのは星が光ること✨
星となるシールに蓄光パウダーを塗りました。光を十分に浴びてから暗いとこに置くと、本物の星のように光ります☆インテリアにもなりますね。雨の日が続きますが、晴れたら星座を眺めて、宇宙の奥行を感じてみてくださいね!