2024年12月8日日曜日

科学工作教室「空飛ぶ工作 大集合」

 11月24日(日)科学工作教室「空飛ぶ工作 大集合」が開催されました。

 こちらの講座は『幼児向けの科学講座をしてほしい』との声をきっかけに5~7才の子どもたち(年長・小学1,2年生)を対象に2時間の講座を実施することとなりました。

 科学センターには、毎月の第2土曜に「わくわく工作室」第4土曜に「わくわく実験室」という、幼児の方でも気軽に参加できる1コマ20分の科学教室がありますので、興味のある方はぜひそちらの教室にもご参加ください。やることは小さい子向けにカンタンにしていますが、科学レベルは高いですヨ(*゚▽゚)ノ。

 ちなみに、当館の講座は3年生以下の子供には保護者の同伴をお願いしており、小さい学年が対象の講座の多くは「親子科学教室」と名付けられています。しかし、今回は小さい学年を対象としながら、「科学工作教室」と名付けています。これは、子どもたちに『できるだけ自分の力でがんばってほしいな。』という願いが込められています。やればできる‼

 さて、実際の工作が始まる前に、少し科学的な空を飛ぶ飛行機にはたらく力のお話『なぜ、大きな金属の塊でできた飛行機が大空を飛ぶのでしょう?』。その答えは科学者でもまだ明らかでない、と言う人がいるほど難しい問題のようですが、どうやら『揚力ようりょく』という科学の力が大切なようです。みんなは、揚力を上手に使って、空飛ぶ工作ができるでしょうか。

 まずは紙工作です。はじめは「ブーメラン」を作って飛ばしました。投げ始めは難しい様子でしたが、すぐに上手になって、自分のブーメランをキャッチする子がたくさんでした。

 次に「ペーパージャイロ」という科学センターおなじみの紙飛行機を飛ばしました。これはクルクル回転させると、よく飛ぶ不思議な飛行機。上手な子はビューンと飛ばしました。

 最後に「スカイキング」という有名な紙飛行機を折りました。これには、苦戦する子が続出あちこちで、あきらめ声や泣き声、困った表情が見られましたが、それでもあきらめず頑張るのが工作好き・科学好きの第一歩です。おうちの人と協力して、何とか完成しました。

 他にも、ストロー飛行機「リンググライダー」やペットボトルを使った「エアーロケット」も作って飛ばすことができました。今日の工作は「大集合」という名前だけあって、とてもたくさんの空飛ぶ工作をお土産に持って帰ることができました。みなさんオウチに帰っても、車や周りの物や人にぶつからないように気をつけて、たくさん飛ばして遊んでくださいね。ご参加ありがとうございました♬(ノ゜∇゜)ノ♩