はんだ付けが難しい電子工作でしたが、今年の参加者は中学生の割合がおおく,はんだ付け経験者や初めてでもスムーズに進める子どもたちが何人もいて、ビックリしました。すばらしい!小学生の参加者のみなさんは,当然初挑戦の子もいましたが,講師の先生や家の人に助けで,一生懸命に作業を進めました。ドキドキしましたね(;^ω^)。
難しかった抵抗やLEDなどのハンダ付けを終えると,次はモーターやタイヤを順番に組み立てていきます。シャフトを木槌でトントントンと打ち込んだり、タイヤやモーターをドライバーでビス止めしたり。はんだ付けは得意でも、この組立は苦手だったり、逆の子もいたり、みなさん様々な苦労がありましたが、いよいよ『アボイドカー』完成です。 床に広げた走行エリアを走らせてみました。走行エリアの中には、木材の障害物がいろんなところに…(◎_◎;) 無事ぶつからずに避けて走る「よけロボ」になっているでしょうか?ほとんどの車はまずまずの動きで、かんたんなセンサーの調整で解決しました。走行方向に出るセンサーライトの反射の仕方で、障害物があるか、ないかを判断し、走る向きを変える「よけロボ」。木材は上手によけれても、アルミニウムの一斗缶や水が入ったペットボトル、紙コップなど、様々な素材や大きさの障害物を試して、走りの調節をしました。 みんなが完成させたロボがエリア内を何台もところせましと、自由に走り回る姿は、虫かごに放たれた昆虫のようでした。見方によってはゾッとするかも∑(O_O;)。最後は、みんな同じよけロボなので、目印をつけないと、自分のが分からない始末に…。「僕のロボがいないΣ(゚ロ゚;) 」「あのロボは僕のじゃない(>人<;)」迷子のよけロボも現れました。 そんなこんなで、苦労しながらも楽しく遊べるよけロボが完成しました。おウチでも、いろんなものを避けて、しっかり走らせて楽しんでくださいね。