6月24日(土)わくわく実験室「きらきら小玉を作ろう」が開催されました。
昆布などのねばねば成分などに含まれるアルギン酸ナトリウムを、豆腐を固めるのにも利用される塩化カルシウム溶液の中に入れると、落ちた水滴が固まってイクラのようになる現象を利用して、カラフルでコロコロかわいい小玉を作る実験を行いました。
子どもたちに作ってもらう前に、まずは、「混ぜて楽しいもの」の演示。
・ヨウ素液にビタミンC・石灰水にフェノールフタレイン
・石灰水に二酸化炭素
を混ぜ、液体の色が変わっていく様子をみなさん驚きながら見ていました。そして最後に、底に重曹を溶かしたものに、風船に入ったクエン酸を入れると…
二つが反応して、しゅわしゅわといいながら二酸化炭素が発生して、勢いよく風船が膨らんでいきました。「おー! Σ(゚Д゚)スゲェ!!」という声があちこちから挙がりました。そんな興奮さめやらぬなか始まった小玉づくり。絵の具で赤、青、黄三色に色付けしたアルギン酸ナトリウムをスポイトで取り、一滴ずつ塩化カルシウムの溶液に落としていって、丸い小玉を作っていきました。最初はスポイトを作るのが難しい子どもも、保護者に手を握ってもらいながら一緒にやっていくうちに、どんどん上手になって、自分でできるようになりました✨
小さなお子様でも楽しく科学を体験できるわくわく実験室、みなさんもぜひお越しください。余談ですが、色付けを絵の具以外の何かで行い、塩化カルシウム→乳酸カルシウムに変えると、食べられる小玉を作ることができるとかなんとか…?
★次回のわくわく工作室のご案内★
『動く昆虫標本(磁石工作)』
日程:7月8日(土) 13:00~15:00
場所:ライフパーク倉敷 実験実習室
無料、当日12:30より科学センター1F受付にて整理券配付
※ 小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。
混雑を避けるため、整理券をお持ちの方のみご参加いただけます。当日12時30分より配付しますので、科学展示室や全天周映画、プラネタリウムと一緒に、ぜひお楽しみください♪