私たちが暮らす大地の下に、実はたくさんのお宝が眠っています。そのお宝を発見するべく、 2月11日科学実験教室「きらめく琥珀・鉱物、大発見!」が開催されました!長い年月の間に形成された鉱物や化石に触れてみましょう。
まずはルーペで観察。 地球上の岩石は主に3種類。その中でさらに数種類に分かれています。マグマがゆっくり冷えかたまってできる深成岩は、ルーペで見ると大きな粒状のものがぎっしりと、急速に冷えて固まる火山岩は、細かい砂のようなものが見えました。これらは地球が生まれてから約46億年の間に形成された鉱物です。じっくり覗いていると、その先にある広大な宇宙を感じることができるかも!
次は、岩石から宝石のかけらを取り出してみよう!ハンマーを使って玄武岩をたたいて、くだけたカケラから宝石を探します。ハンマーが強すぎると、宝石もばらばらになってしまうのでやさしく打ちましょう。とてもちっちゃいけれど、きれいなエメラルドグリーンの色をしたかんらん石がたくさん!これは「ペリドット」という宝石として有名です。みんな気分は鉱物学者♪たくさん見つけて、たくさん集めると嬉しいですね。
この他にも数種類の鉱物(販売品や採掘した原石など)を用意してみました。きれいな紫や派手な黄色の蛍光色、ガラスのような透き通った石など、並べると壮観です!鉱物によって、形や固さは自然と決まりますが、宝石として扱われる鉱物中には、含まれる微量な化学成分によって色に様々な違いがでるようです。色とりどりできれいですね。
最後はいよいよ、メインである琥珀磨き。琥珀とは、太古の樹脂が地中で化石化したものです。最初は表面はざらざらで中がよく見えませんが、しっかり磨いていくと表面が滑らかになり透き通ったように見えます。ツルツルになった琥珀を顕微鏡で見たり、さらにコンパウンドで磨いてピカピカにしたり。
そのうち・・・「あっ!虫が入ってる!!」
琥珀のなかには古代の昆虫や花、樹の皮などが入り込んでいるものもありとても貴重なものです。とてもラッキー!これもお宝ですね!
地球46億年の歴史を感じることのできる2時間でした☆