1月27日(土)わくわく実験室「じしゃくで遊ぼう」を開催しました。
まずは磁石がどこに使われているのかの紹介。冷蔵庫の扉や、自転車のライトにも使われているという話には、おとなの方も「へー!」と驚いていました。
そこから、いよいよ磁石を使って実験。まずは、バットの中から、磁石にくっつくものを探します。【 木玉、ガラス玉、プラスチックさじ、黒い石、銅の板、ハサミ、銀色さじ 】の中から、くっついた物は、ハサミの切るところ と 銀色スプーン でした。
ここまで、ほとんどみなさん予想通り……問題は、二つの空き缶。どちらも飲み物の空き缶なのに、くっつく物とくっつかない物が、ありました。なぜだろう。…と、ざわざわし始めたところで先生からネタ晴らし。磁石にくっつくのは、主に鉄でできた物なのです。もう一つのアルミ缶はくっつきませんでした。ちなみに、百均のステンレススプーンの中で、磁石にくっつかないものは、鉄成分が少ない物なので、さびにくいという豆知識もご紹介です。
他にも、電気を通したときだけ磁石になる「電磁石」で遊んだり、机の上の方位磁針を使って「N極」「S極」で、方角を調べたりしました。
そして最後の実験。砂の中に紛れている「砂鉄」を探しました。砂鉄とは、大きな岩に含まれる鉄分が細かくなって、砂状になった自然の「鉄」です。もちろん、磁石にくっつきます。磁石を袋に入れてしっかり閉じて、砂の中に埋めて取り出すと……あらフシギ。袋の周りにたくさん黒い粒が。採った砂鉄は、お土産に持って帰りました。また、家でも遊べますね。
体験できる実験いっぱい、お土産いっぱいの、楽しいわくわく実験室でした。磁石は小学校3年生で、電磁石は小学校5年生で習うので、今回の体験を少しでも覚えておいてもらえたらうれしいですね。
★次回のわくわく工作室のご案内★
『 紙皿回し』
日程:2月10日(土) 13:00~15:00
場所:ライフパーク倉敷 実験実習室
無料、当日12:30より科学センター1F受付にて整理券配付
※ 小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。
混雑を避けるため、整理券をお持ちの方のみ参加いただけます。当日12時30分より配付しますので、科学展示室や全天周映画、プラネタリウムと一緒に、ぜひお楽しみください♪