2025年2月2日日曜日

科学チャレンジ教室「石を調べて岡山の歴史を探ろう」

 1月26日(日)に、科学チャレンジ教室「石を調べて岡山の歴史を探ろう」を開催しました。こちらの講座は毎年行われている数少ない人気の地学講座です。(*^▽^*) 今回のテーマは「流紋岩りゅうもんがん」です。子どもたちには、あまり聞きなじみのない岩石ですが、実は岡山の歴史にとても深いかかわりがあるそうです。実験をしながら、そのヒミツを調べていきました。

 まずは、今日の主役「流紋岩」の観察です。岩石用のルーペで観察しました。ルーペは、虫メガネよりも短い距離でピントが合うので、『目のすぐ近くで構えて、目から離れてはいけません。』と、教えてもらうものの、観察しているうちに、どんどん岩石の隣にルーペが…(;^ω^)なかなか難しいですね。でも、上手に観察できるようになったみなさんは、流紋岩の模様や特徴を次々に見つけていきました。

「線のような模様がある」「キラキラした粒が見える」「点々が並んで模様に見える」

すばらしい発見ですね!どれも、流紋岩の斑状組織流理構造にふれた言葉ですが、なかなか子どもたちの鋭い観察眼に感心(☉∆☉)ワァオ。付き添いの大人のみなさんも熱心に観察していました。

 次に、流紋岩を岩石用のハンマーで割ってみます。さっき見つけた流紋岩の模様は岩石を割ったら、中の方まで続いているのか? それとも表面だけなのか? なかなかできない経験に子どもたちは、恐る恐る取り組むも、最後はおりゃーと興奮気味です。よいストレス発散でしょうか。よくばって大きな塊の岩石を手にした子は、なかなか割れません。石ってやはり固いんですね。とがった端の方が欠けたり、割れたり、なんとか中身を見ることができました。ちなみに、流紋岩とはちがう模様の「花こう岩」も割ってみました。どちらも表面に見える模様が中まで続いているようでした。

 最後に、流紋岩と花こう岩は「実は同じマグマからできている」という不思議なお話。模様が全然違うのに?「マグマの冷え方」が大切です。これを硝酸カリウムという薬品を使った実験で確かめました。お湯で溶かした硝酸カリウムの水溶液は温度が下がると、白い結晶が出てきます。お湯からゆっくり冷ました結晶氷水で一気に冷やした結晶は、どんな違いがあるでしょう?

 実はゆっくり冷ますと、結晶が大きく特徴的な本来の形になります。急に冷やすと、小さな結晶がギュッとつまった形になります。これを今日観察した岩石に当てはめると、急に冷えた小さい粒が並んだ模様が「流紋岩」、ゆっくり冷えた大きな結晶の模様が「花こう岩」になるわけですね。地球の不思議さを実験でも感じることができました。

 

 他にも、「カルデラ噴火」の映像を見たり、岡山に昔あったカルデラの地形の紹介があったり、大人でも「ほぉ~(;´・ω・)」と勉強になるお話の連続でした。講座を通して、これからも岡山の歴史に詳しくなっていきましょう(*^▽^*)

 参加してくださった小中学生や保護者のみなさん、またのご参加、おまちしております★

 

 

 

 

 

2025年1月29日水曜日

わくわく実験室「ストロー吹き矢で的当て」

 1月25日(土)にわくわく実験室が開かれました。今回のテーマは「ストロー吹き矢で的当て」です。吹き矢に大切なのは「空気の流れ」ということで、最初に空気のヒミツについて実験がありました。

 落ち葉などを掃除するときに使うブロワーは強い風を気軽に出すことができます。この道具を使って、大きな風船を浮かせたり、強風が吹く筒の中にボールを入れてどうなるか実験しました。 実際にストローを使って息を吹いてプロペラを回してみましょう!上手に羽のポイントに風が当たると、くるくるくると勢いよくプロペラが回りました。

 次にブロワーで大きな風船を浮かしたように、ストローに息を吹いて、小さい玉を浮かせてみましょう!ストローの先端をハサミで切って先を広げます。広げた先に発泡スチロールの小さい玉を乗せて、ストローで息を吹いて浮かせます。ε=(≧ε≦)フ~フ~!!これがなかなか子どもたちにとって難しいようで強く息を吹きすぎるとすぐに玉が落ちちゃいます。長く浮かせるには一定の力で上手に吹き続ける力加減が大事。息が続くかな?(*^^)v


 では最後に、みなさんお待ちかねの吹き矢を作っていきます。用意するものはストロー、矢に使う綿棒です。さっき使った先を広げたストローも使います。ストローを2本つなぎ合わせて、セロハンテープで空気が出ていかないようにしっかり留めて完成です!吹き矢を飛ばすストローが曲がらないように、細い串を入れてストローを留めると上手にできます。

 今回は2本分のストローで吹き矢を作りましたが、さらに長い吹き矢だともっと遠くまで勢いよく飛ばせます!吹き矢を使うときは危ないので人の方に向けないように注意しましょう。お家でも簡単に作れるので良かったら作ってみて実際に点数の書かれた的で当ててみましょう(^^♪

 

 

★次回のわくわく工作室のご案内★

  坂道コロコロ(厚紙工作)

  日程:2月8日(土) 13:00~15:00
  場所:ライフパーク倉敷 2F 実験実習室
  無料、当日12:30より科学センター1F受付にて整理券配付
  ※ 小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。

 

 

★次回のわくわく実験室のご案内★

  空気ほうで遊ぼう

  日程:2月22日(土) 13:00~15:00
  場所:ライフパーク倉敷 2F 実験実習室
  無料、当日12:30より科学センター1F受付にて整理券配付
  ※ 小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。



 混雑を避けるため整理券をお持ちの方のみ参加いただけます。当日12時30分より配付しますので、科学展示室や全天周映画、プラネタリウムと一緒に、ぜひお楽しみください♪

 






2025年1月25日土曜日

おとなが学ぶサイエンス講座「日本茶の科学」

 1月16日におとなが学ぶサイエンス講座「日本茶の科学」が開講されました。


 お茶を淹れる前に、まずはお茶についての知識に詳しくなりましょう♪お茶の歴史について講師の先生からお話がありました。そこから「お茶はどのくらい種類があるのか」クイズ形式で班の人と考えてもらいました!実は1つの茶葉から発酵度の違いでお茶は種類分けされています。 
 中には詳しい方も・・(^^)!お茶の香りを楽しむかうまみを楽しむかでもお茶の種類は変わっていくのでその日の気分や目的に合ったお茶を楽しみましょう♪

 

 次に、皆さんお待ちかねの日本茶の美味しい淹れ方を学んでいきます。

①水 ②お湯の量 ③温度 ④茶葉の量 ⑤抽出時間 この5つがポイント。

ポイントを押さえて、いざ実践っ!1煎目はお茶を嗜んでもらいます。淹れ方でこんなに変わるんだと皆さん驚かれていました。2煎目からお茶菓子も一緒にいただいてほっこりしました。(*^▽^*)

 そして、ほうじ茶の作り方ほうじ茶のパンナコッタのデモンストレーションがありました。実際にパンナコッタは試食があり、ほうじ茶のとてもいい香りがして美味しかったです!

  最後にお茶の保存方法についてお話がありました。茶葉は酸素、湿気、光、匂いなどに弱いです。冷蔵庫の入口付近は開け閉めで温度差が生じて結露しやすいので気を付けましょう。

 毎日何気なく飲んでいるお茶ですが様々な栄養素も含まれていて、リラックス効果もあります。この講座でお茶の世界はとても奥深く、面白くて魅力的なことが伝わっていただけたらうれしいです。 講師の先生、ご参加された皆様ありがとうございました!(≧▽≦) 



 

2025年1月21日火曜日

わくわく工作室「むくむくびっくりコップ」

1月11日(土)開催のわくわく工作室。今回のテーマは「むくむくびっくりコップ」です(^^♪

紙コップの中に入れ込んだビニール手ぶくろ。ストローを使って空気をいれこむとビニール手ぶくろが「むく、むく、むく…!」と膨らむ工作です☆★

ビニール手ぶくろ、先の曲がるストロー、厚紙があれば簡単にできあがる工作です。カンタンにやり方を説明します。

ビニール手ぶくろをストローのじゃばらから短い方に空気がもれないようにセロハンテープでまきつけるように貼ります。「空気がもれないように」がポイントです!

次に、千枚通しで紙コップの底に穴をあけます。
(穴があけば鉛筆などでもOK)

あけた穴にストローを通します。ストローをじゃばらのとこで折り曲げて、動かないように紙コップで固定します。手袋は紙コップの中へ。

厚紙を丸く切って、紙コップにふたをします。折り曲げたストロー側と同じ方向に1か所セロハンテープでとめます。

ストローを吹くと、中に入っていた手ぶくろに空気が入っていき、その力でフタがあいて、そこからむくむくむくと手ぶくろが膨れ上がります(*^▽^*)

手ぶくろに絵をかけば、面白さがよりパワーアップしますよ♪

「空気を入れると、膨らむ 」皆さんが知っている
当たり前のことも少し工夫することで楽しい手作りおもちゃができあがります!

 小さな幼児さんのご参加が多いわくわく工作室ですが、セロハンテープを貼ってみる。ハサミを少しだけ使ってみる。鉛筆で円を描いてみる…など、自分でもできることに挑戦して、おうちの方と楽しそうに取り組まれていました!(^^)!工作を通して、できることをどんどん増やしていきましょう★

寒い中ご参加いただいた皆様、ありがとうございました♪まだ参加したことがない方も、ぜひ次回はご参加ください!小さいお子様も大歓迎です(^^♪

 


 ★次回のわくわく実験室のご案内★

  『 ストロー吹き矢で的当て

  日程:1月25日(土) 13:00~15:00

  場所:ライフパーク倉敷 2F 実験実習室
  無料、当日12:30より科学センター1F受付にて整理券配付
  ※ 小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。


★次回のわくわく工作室のご案内★

  『 坂道コロコロ(厚紙工作)

  日程:2月8日(土) 13:00~15:00
  場所:ライフパーク倉敷 2F 実験実習室
  無料、当日12:30より科学センター1F受付にて整理券配付

  ※ 小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください


 混雑を避けるため整理券をお持ちの方のみ参加いただけます。当日12時30分より配付しますので、科学展示室や全天周映画、プラネタリウムと一緒に、ぜひお楽しみください♪



2025年1月7日火曜日

わくわく実験室「静電気パワーで大実験」

月に一度行われているわくわく実験室。12月21日のテーマは冬の定番静電気パワーで大実験開催しました。冬場、服を脱ごうとしたらビリビリ、車のドアや扉のドアノブに触ろうとしたらバチッとくるあれで、いろんな実験をして遊びました。

まず、静電気はなぜ起きるかというお話。電気には、プラスマイナスがあります。すべての物は普段、プラスマイナスを同じ数だけ持っていますが、物と物がこすれ合ったり、ぶつかったりすることで、マイナスの電気が移ることがあります。

マイナスの電気が、集まりやすいもの ⇒ マイナス 

マイナスの電気が、離れやすいもの ⇒ プラス

マイナスが集まったものはマイナスの電気を帯び、マイナスが離れたものはプラスの電気を帯びた状態。これが静電気です。そして、磁石のN極とS極のように、プラスマイナスは引き合って、プラスプラスマイナスマイナスは退け合います。つまり、こすったら静電気を帯びやすいものや、こすって相手に静電気を帯びさせやすいものがあり、静電気を帯びた二つ以上の物の組み合わせ次第で、引っ付こうとしたり離れようとしたりするのです。

 

ということで、早速やってみました✨まずは、布でストローをこすって、ストローをティッシュペーパーに近づけます。すると、ティッシュペーパーがストローにくっつきましたΣ(・ω・ノ)ノ! こすられたことでマイナスになったストローに、プラスであるティッシュペーパーがくっついていったのですね。

 

次は、支柱付きの台に刺さった真横のストロー、楊枝が刺さった真横のストローに、ティッシュをくっつけたストローを布で擦り近づけると… T字のストローが逃げるように回り始めました。これはどちらのストローもマイナスになったことで反発しました。ちなみに、その状態のT字ストローに手を近づけると、ストローが引っ付こうとします。どうやら人間の手はプラスのようですね。

  

他にも、小さな発泡スチロール球がたくさん入ったペットボトルをシャカシャカ振って、発泡スチロール球が落ちずに散らばる様子を見たり、それにマイナスのウレタン棒を近づけて棒から逃げる様子を見たり、布でこすったウレタン棒で空き缶を転がしてみたりしました。近づいてきたり逃げようとしたり。まるで生きているような動きが楽しくて、皆さん何度も試しながら、プラスマイナスを自然と実感していました。

そして、次に出てきたのは、なにやら怪しいガラスの玉。こちらは、電源を入れると真ん中から紫色の光がガラスに向かって四方八方飛ぶ様子が見えるプラズマボール。 ガラス玉の中が、電気が見えるガスで満たされていて、電気を流すと、紫色の光が真ん中からガラスに向かって四方八方へ伸びている様子が見ることができます。この電気、マイナスなので、ガラスに人がさわると、触れている部分に電流が集中します。見るからに怪しい光なので、最初皆さん恐る恐るですが、さわっても痛くないので、一度さわると皆さん我先にと触り始めました。

最後に使うのは、タフロープなどの色とりどりの平たいひも。中心に結び目を作り、細く裂くと静電気クラゲの完成です。このクラゲとウレタン棒を同じように布でこすってクラゲを宙に放り投げると、ウレタン棒を下からかざすだけで、ふわふわと水中のクラゲのように漂わせることができます。

湿度・こすり方など、適した条件が重なると、天井に付きそうなくらいクラゲを高く浮かせることができる人もΣ(・ω・ノ)ノ!

 

お家でもできそうな実験がたくさんある静電気の実験。意外と気づかない、失敗する落とし穴を二つ【1.着ている服 2.こする布 】 服は静電気の起こりやすい、ポリエチレンやポリエステル、ウールの服がおすすめです。こする布は、プラスに偏っている物、ウールやフェルトは起こしやすいです。また、薄い布よりも、厚い布の方がこすりやすいので、習字の下敷きが特におすすめです。

2024年最後のわくわく実験室も、大盛況で終わりました。1年間、わくわく工作室・実験室をご利用いただきありがとうございました。2025年も楽しい工作・実験をたくさん用意してお待ちしていますm(_ _)m


★次回のわくわく工作室のご案内★

  むくむくびっくりコップ(紙コップ工作)

  日程:1月11日(土) 13:00~15:00
  場所:ライフパーク倉敷 2F 実験実習室
  無料、当日12:30より科学センター1F受付にて整理券配付

  ※ 小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください


 

 紙コップとビニール手袋を使って、楽しいいたずらおもちゃを作りましょう。

 ★次回のわくわく実験室のご案内★

  ストロー吹き矢で的当て

  日程:1月25日(土) 13:00~15:00
  場所:ライフパーク倉敷 2F 実験実習室
  無料、当日12:30より科学センター1F受付にて整理券配付
  ※ 小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。


 

 空気の話を聞いて、吹き矢がよく飛ぶコツを知りましょう。

 混雑を避けるため整理券をお持ちの方のみ参加いただけます。当日12時30分より配付しますので、科学展示室や全天周映画、プラネタリウムと一緒に、ぜひお楽しみください♪




2024年12月26日木曜日

おとなが学ぶサイエンス講座「雪が舞うクリスマスボトル」

 12月19日「雪が舞うクリスマスボトルが開講されました。科学の力で、クリスマスにぴったりなスノードーム「クリスマスボトル」「鏡のクリスマスカード」をつくりました。



今回はおとなが学ぶサイエンス講座」ということで、作品作りだけでなく、まずは今回の講座内容に関する科学のお話。一般的なスノードームは、透明でドロッとした液体の中を、プラスチックやアクリル樹脂の白く小さな粒がふわふわ漂うことで、雪が舞っているように見えるオブジェです。

そして、今回作るクリスマスボトルは、サンタやトナカイなどクリスマスらしい人形が立っている無色透明の液体ボトルが、室内の窓際など気温の低いところに置いておくと、白い雪のような結晶がひらひらと舞い落ち、まるで雪が積もったように人形の周りを彩る、科学の力を使ったXmasオブジェです。

これは、温度による薬品が水へ溶ける量(溶解度)の違いを利用しています。砂糖や食塩などは、それぞれ水に溶ける限界の量が決まっていて、それ以上溶かそうとすると、溶け残りが出てしまいます。水に溶けるものの中で、温度によって溶ける量が大きく変わるものの一つが、今回用いた「塩化アンモニウム」塩化アンモニウムは、冷たい水には少ししか溶けませんが、水の温度が上がれば上がるほどたくさん溶けます。

まずは、そのことを実験で確かめました。試験管の中に入った塩化アンモニウムに、駒込ピペットを使って水を入れます。こんままだと、いくら混ぜても白くにごって溶け切りませんが、湯煎にかけて水の温度を上げると…完全に溶けて、無色透明な溶液になりました。

 

そして、お楽しみはここから! お湯で温めることで溶ける量を増やしているので、お湯から出したまま置いておき、自然に水の温度が下がると… 溶けていたはずの塩化アンモニウムの結晶が水面から落ちてきます(再結晶)。無事みなさんが、再結晶を確認したところで、いよいよ「雪が舞うXmasボトル」を作ります。

塩化アンモニウム90gと、メスシリンダーでぴったり200ml量った水を混ぜながら、アルコールランプの火にかけます。ガチガチに固まって一見溶けなさそうな塩化アンモニウムの塊も、水の温度が上がると魔法のように溶けて見えなくなります。

塩化アンモニウムが完全に溶けて、液が無色透明になったら、アルコールランプの火を消し、温かいうちに飾りの人形を入れたボトルに注ぎます。この時、気泡が入らないように慎重に内蓋を閉めてから、外蓋をしっかり閉めたら完成です。

 

ボトル内の水溶液が温かいうちは、透明な液のままですが、だんだん冷えてくると、塩化アンモニウムの再結晶がはじまり、まるで雪のようにひらひらと白く大きな放射状の結晶がボトルの中を舞います。

  

ボトルの中を舞う雪を楽しんだ後は、もう一つのクリスマスグッズ。鏡シートを使った「鏡のXmasカード」を作ります。こちらは鏡の反射を利用しています。左右2枚の鏡をそれぞれ別々に飾り付け、カードを折り重ねると、合わせ鏡となり、それぞれの模様が重なって素敵なデザインを楽しむことができるカードです。折る角度を変えることで、いろんな表情を楽しむことができます。

飾りつけの途中で左右で映し、何度も見え方を確認しながら、皆さん長時間集中して、自分だけのオリジナルカードを作りました。


今回の実験では、駒込ピペット、アルコールランプ、メスシリンダーなど、小中学校以来の実験器具を思い出しながら使ったり、難しい工程では初対面の方同士でもお互い仲良く助け合ったりしながら、楽しく活動されていました。Xmasボトルに用いた塩化アンモニウムは、肥料や食品添加物としてホームセンターなどで手に入るものもあります。気になった方は、ぜひ作ってみてくださいね。


今回のような、おとなが学ぶサイエンス講座は、年に4回開催しています。今回のような科学工作の他に、科学の力を確認しながら行うクッキングや、 アクセサリー作り、お茶を科学する講座など、年によって内容も様々なので、気になった方はぜひ、科学センターホームページで確認してみてくださいね(゚∀三゚三∀゚) ウホー!。

2024年12月21日土曜日

わくわく工作室「マジックカード」

 12月のわくわく工作室は「マジックカード」


もうすぐクリスマス!ケーキを買ってパーティーをするという方も多いかもしれません。「マジックを見せたら盛り上がるかも!」…ということで、この時期に使える簡単なマジックカードをみんなで作りました♪

クリスマスということで、絵柄はサンタ、ツリー、トナカイの3種類を用意。

作り方は超簡単!牛乳パックに太さのちがう紙テープをはり、表紙に色紙をはったら完成!これのどこかマジックカードなの?という雰囲気でしたが、いざ実践!

まず、マジックカードを開いて、右側にサンタの絵を入れます。そして、カードを閉じてから

「チチンプイプイ●■★▲…。。」

ぶつぶつと、怪しげなおまじないを唱えて、カードをめくると・・・なんと‼サンタが左側に移動しているではありませんか!!(・・)!! 予想してなかった出来事に、みなさん驚いて拍手が起こりました。パチパチパチ✨

 

仕掛けは簡単。絵を入れた後、閉じた方とは反対側から開けると、紙テープの位置が入れ替わり、あたかも絵が移動したように見えるんです!!仕掛けは単純ですが、それだけに簡単な動作で本当にビックリΣ(・ω・ノ)ノ!させることができます★大人の方がより驚いていましたね( *´艸`)。

今回もたくさんの方に参加していただきました、ありがとうございました!



★次回のわくわく実験室のご案内★

  静電気パワーで大実験

  日程:12月21日(土) 13:00~15:00
  場所:ライフパーク倉敷 2F 実験実習室
  無料、当日12:30より科学センター1F受付にて整理券配付
  ※ 小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。



★次回のわくわく工作室のご案内★

  むくむくびっくりコップ

  日程:R7年 1月11日(土) 13:00~15:00
  場所:ライフパーク倉敷 2F 実験実習室
  無料、当日12:30より科学センター1F受付にて整理券配付
  ※ 小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。

 混雑を避けるため整理券をお持ちの方のみ参加いただけます。当日12時30分より配付しますので、科学展示室や全天周映画、プラネタリウムと一緒に、ぜひお楽しみください♪