2024年4月16日火曜日

わくわく工作室「かざぐるま」

 新年度のスタート。4月になって新しい学校や学年に進学・進級した方も大勢おられるでしょう。今年度も倉敷科学センターでは、科学講座・わくわく実験工作室・各種イベント・天文情報・開館状況など楽しい科学センター情報を発信していきます。大勢の方の目に留まり楽しい気もちになってもらえるとうれしいです。

興味をもたれた方は、ぜひ倉敷科学センターまでおこしくださいヾ(*´∀`*)ノ


  4月14日(土)に、わくわく工作室「かざぐるま」開講しました。材料は折り紙、ストロー、わりばし、つまようじだけのカンタン工作!

 まずは羽根の部品作り。今回は、ストローに針で穴をあけて作りました。が、これが難しい!ストローが小さく、力もいるので小さい子には大変。手をケガしないように注意しましょう!

羽根は折り紙で作ります。折り紙を4つの各頂点から対角線に沿って中心に向かって半分だけ切ります。とがった端を上手に4つ分、中心に向けてつまようじでつなぎます。わりばしにストローをつけた土台と羽根を合体させたら、かわいい風車の完成‼(≧▽≦)

ふーっと吹いてもOKですが、持って歩くだけでもくるくると回ります。ポイントは羽をふんわりさせてまるめること。ぎゅっと詰まっていたり、折り目があると、羽根の中に風が通りにくくなって、思うように回らなくなるため、優しくふわっとさせましょう。

 

家にあるものでカンタンにできるので、たくさん作ってお部屋に飾っても、かわいいかも! 

難しい部分もありましたが、その分、達成感もあり楽しい工作になりました☆ 完成した風車をもって、たくさんの子どもたちが会場の室内をところせましと、急ぎ足で進んで風車を回していました。

 今回もたくさんのご参加ありがとうございました(*^-^*)

 

 ★次回のわくわく工作室のご案内★

  マジックハンド』
  日程:5月11
日(土) 13:00~15:00
  場所:ライフパーク倉敷 実験実習室
  無料、当日12:30より科学センター1F受付にて整理券配付
  ※ 小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。

 混雑を避けるため整理券をお持ちの方のみ参加いただけます。当日12時30分より配付しますので、科学展示室や全天周映画、プラネタリウムと一緒に、ぜひお楽しみください♪




2024年3月27日水曜日

わくわく実験室「にじ色スコープを作ろう」

 月に一度、主に第4土曜日に開講しているわくわく実験室。3月23日は今年度最後の回でした。テーマは「にじ色スコープを作ろう」紙コップを除くと、虹が見える不思議で幻想的な科学工作を作りました。

  まずは、虹ができる仕組みのお話です。みんながふだん見ている光には本当は色があって、いろいろな色が全部集まると、白い光になってぱっと明るく見えています。空が青いのも、夕焼けが赤いのも、集まる前のの光の色です。

 光は色によって、何か当たった時の通り方やはね返り方がちがうので、水の粒や細かい溝のあるガラスなどに当たってはね返るときに、元々集まって白く見えていた光がそれぞれの色にわかれたものが「虹」に見えています。 


CDに照明の光を当ててみたり、先生の作った細い溝のある手作り装置をのぞいたりして実際に虹を見て、光の仕組みを納得したり、「きれい~」と喜んだりしていました🌈そしていよいよ、虹が見える装置「にじ色スコープ」を作りました✨

 まず、紙コップの底を黒くぬります。余計な光が入ってこないように、徹底的に黒くぬりつぶします。

 次に、黒く塗ったところに、たくさん穴をあけて細い光だけが入ってくるようにします。手をケガしないように気を付けて、慎重に作業しました。

 最後に、横から光が入るのをふせぐための紙を入れた後、黒く塗った紙コップと、虹を見るために必要な分光シートを貼った紙コップを重ねて、テープでぐるぐる巻きにして、完成。


 分光シートを貼った方から、天井の照明を見上げると、たくさんあいた穴からきらきらと虹が降り注ぎました。幻想的な光景に、みなさんうっとりする工作でした。職員が飾りつけしてよりかわいくなった虹色スコープがこちら。今回使った分光シートは100円ショップなどにも売っているので、みなさんぜひ作ってみてください。 


 大人も子どもも楽しめるわくわく実験室、今年度最終回は全回満席の、大盛況で幕を下ろしました。来年度も、たくさんのご利用よろしくお願いします。


★次回のわくわく工作室のご案内★

  『 かざぐるま
  日程:4月13
日(土) 13:00~15:00
  場所:ライフパーク倉敷 実験実習室
  無料、当日12:30より科学センター1F受付にて整理券配付
  ※ 小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。

 混雑を避けるため整理券をお持ちの方のみ参加いただけます。当日12時30分より配付しますので、科学展示室や全天周映画、プラネタリウムと一緒に、ぜひお楽しみください♪

2024年3月24日日曜日

わくわく工作室「紙コップター」

 3月9日(土)に、わくわく工作室を開催しました。

今回のテーマは「紙コップター」です。 紙コップターとは、竹とんぼの紙コップバージョン!大人の方にはとっても懐かしいかもしれませんね。

 

 紙コップとわりばし、つまようじのみで作れるとっても簡単な工作。おうちでも作れそうですね!

ポイントは羽の角度。真上に向けても、真横に向けても飛ばないんだそう。その間ぐらいの角度に羽根を折り曲げるとベスト! 

 

わりばしとつまようじで作った土台に、紙コップで作った羽根をセット。わりばしを両手ではさみ、手でこすり合わせるように回します。 「ビューン!」ものすごい勢いで羽根が飛んでいきました。子どもたちは大喜び。熱心に飛ばしていました。

 

 羽根をいろんな形にしたり、上下反対にして飛ばしてみたりと、みなさん工夫して自分だけの紙コップターを作っていました☆

 

 今回もたくさんのご参加ありがとうございました(*^-^*)

 
 ★次回のわくわく実験室のご案内★

  『 にじ色スコープを作ろう
  日程:3月23
日(土) 13:00~15:00
  場所:ライフパーク倉敷 実験実習室
  無料、当日12:30より科学センター1F受付にて整理券配付
  ※ 小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。

 混雑を避けるため整理券をお持ちの方のみ参加いただけます。当日12時30分より配付しますので、科学展示室や全天周映画、プラネタリウムと一緒に、ぜひお楽しみください♪

2024年3月8日金曜日

親子科学教室「親子で楽しむ キッチンサイエンス」

 3月3日( 親子科学教室「親子で楽しむ キッチンサイエンス」が開催されました。

 毎日使っているキッチン。実は、キッチンは科学がいっぱい!!洗剤や調味料、毎日の調理の中にもいろいろな化学反応が隠れています。今回はキッチンにあるもので実験・カンタンな調理に挑戦してもらいました。まずは「キッチンにある実験に使えるものってなんだろう?!」考えてもらい実験へ。

 最初は氷を釣ってみよう! 綿棒を釣り竿にして、先に水をつけます。水でぬれた部分にエサとなるお塩をつけて、氷釣り開始‼ 氷にくっつけ30秒間待ち、そっと持ち上げて氷が釣れたら大成功!!なかなか待ちきれず早くあげてしまって、氷がうまく釣れないことも。じっと待つことも大切なお勉強ですね。慣れてきたら、大きな氷にもチャレンジしていました。


 次は、キッチンの洗剤水中シャボン玉にチャレンジ(^O^)/ シャボン玉と聞いたらふつうの宙を舞う空中のシャボン玉を思い付きますよね。 今回は、特別な水中にできるシャボン玉です。初めての方も多かったと思います。子どもより早くコツをつかんだお母さんは、水中シャボン玉の達人になってましたよ。

 その他、ストローやガラスコップが楽器にも大変身♪ストロー を笛に、ガラスコップの中に水を入れてグラスハープも体験してもらいました。最後に『共振なべ』を見てもらい音のヒミツも発見しました!!音の正体は、『振動』です。鍋の中のブルブルふるえて、はじけ飛ぶ水しぶきを見て、オーっと納得の子どもたちでした。

 最後はお待ちかねの3色蒸しパン作り(≧▽≦) ただ蒸しパンを作るのではなくて、そこにも化学反応が...。 食べ物の中に入っている酸性・中性・アルカリ性をわかりやすく見て勉強するために、紫芋のパウダーを入れて基本の生地を作ってもらいました。そのままの生地(中性)・クエン酸(酸性)・重曹(アルカリ性)と分けて3色のケーキ作り。

 クエン酸はピンク色に、重曹は青みどり色に変わり、それぞれ個性あふれる色の蒸しパンが出来上がりました。見た目の色はちょっとアレッと思いますが味は良し、おいしく食べていただきました。最初から最後まで講座を楽しんでいただき、親子であっとういう間の2時間でした。今年度最後の「科学教室」もたくさんの申し込みをいただきありがとうございました。

 今シーズンの科学講座も、これで全て無事に終わりました。たくさんのお申込み、ご参加ありがとうございました。また、来年度の講座も4~6月分については、すでにお申し込みが始まっています。ぜひ、引き続きご参加よろしくお願いいたします。



 

 


 



2024年3月5日火曜日

わくわく実験室「ペーパージャイロを飛ばそう」

 2月24日(土)わくわく実験室「ペーパージャイロを飛ばそう」が開催されました。

 ペーパージャイロとは、ジャイロ効果(回転すればするほど姿勢を安定させようとする効果)を使った紙ひこうきのことです。今回はペーパージャイロだけではなく大皿回しにも挑戦しましたよ(⌒∇⌒)


 最初は大皿回し!この大皿回しにもジャイロ効果が使われていて、お皿の回転が早ければ早いほど安定して、簡単に回すことができます!

 今回挑戦したのは、簡単に回せるようにガイド付きのお皿ガイドなしのお皿、そして四角い形のお皿の3つ!お皿を回す棒も長い棒と短い棒の2つ用意しました!小さいお子さんは棒だけを持って、お皿はおうちの方に回してもらうと簡単に回せていましたよ😄

 さらに変わり種のお皿も登場!お寿司のお皿ごみ箱のフタなど、回転しそうものはなんでも1本の棒でささえることができるそうですよ!


 次はペーパージャイロです。最初はどのくらい飛ぶのか先生がお手本。「ビューーーン!」と想像以上の飛びにみなさんビックリされていました😲

 今回は飛ばすだけではなく、ジャイロを作るところからスタート。先生と一緒に丁寧に折っていきます。折る作業を何回かくり返して最後にセロハンテープで端をとめたら完成!!

 早速、広いお部屋に移動して飛ばしてみます!なかなかうまく飛ばせず苦戦する姿もちらほら、、、実は上手く飛ばすにはコツがあって、人差し指、中指そして親指ではさんで、回転をかけるように飛ばすことなんです!コツをつかむと真っ直ぐきれいに飛んでいきますよ~!

 今回もたくさんのご参加ありがとうございました(*^-^*)

 
 ペーパージャイロの作り方を倉敷科学センターのYouTubeに載せています。おうちで挑戦されたい方はぜひご覧ください!
 
 ↓倉敷科学センターYouTubeチャンネルURL↓


★次回のわくわく工作室のご案内★

  『 紙コップター
  日程:3月9
日(土) 13:00~15:00
  場所:ライフパーク倉敷 実験実習室
  無料、当日12:30より科学センター1F受付にて整理券配付
  ※ 小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。

 混雑を避けるため整理券をお持ちの方のみ参加いただけます。当日12時30分より配付しますので、科学展示室や全天周映画、プラネタリウムと一緒に、ぜひお楽しみください♪

2024年2月29日木曜日

星座じゆうちょう ピカ☆イチ作品(R5.8.23)

倉敷科学センター展示室2階にある、星座じゆうちょうのコーナー。

たくさんのご応募の中から、ピカ☆イチに選ばれた作品をご紹介します。自分だけの星座をえがいていただきました♪ 

作品名:にっこり座  作:メガネ


 【スタッフからのコメント】
 思わずにっこりしました!かわいい笑顔を発見。みつけたらみんな笑顔になる幸せな星座ですね。じっさいにあったらいいなぁ!星をもっとたくさんつないで顔をいっぱい描いたら、いろんな表情ができそう。まるで夜空でおしゃべりしているみたいです。

実は国際天文学連合では、星座の数や星座の間の境界線が決められているだけ。星のつなぎ方や絵に正式なものはありません。自分で星をつないで楽しむことは自由です。

昔の人が星で遊んだように、想像を巡らせ自分だけの特別な星座を作ってみてはいかがでしょうか。

   素敵な作品をありがとうございました☆

※誠に勝手ながら、作品の内容が科学館として不適切だと思われるものの掲載は控えさせていただいております。ご了承ください。

2024年2月24日土曜日

大人が学ぶサイエンス講座「ガラス細工でおしゃれアクセサリー」

  2月22日(木)大人が学ぶサイエンス講座「ガラス細工でおしゃれアクセサリー」がありました。ガラス細工の講座は、例年科学センターで催されている講座で毎年たくさんのお申し込みをいただきます。今年は「おしゃれアクセサリー」と題して、例年行う「とんぼ玉」に加えて、比較的かんたんに短い時間できれいに仕上がる「クラックビー玉」を使った飾りにも挑戦しました。

 まずは「とんぼ玉」。ガラスは、高温に熱すると、カチカチの固体からドロドロの液体に変化します。しっかり加熱することで、まるでチョコレートみたいにドロッと溶けてきます。それを上手に金属棒にとり、丸く形を整えたら、完成です。いざやってみると初めてのみなさんには、なかなか難しい(;´・ω・)「金属が曲がった!」「棒からガラスが離れない…」いろいろな苦労をされながら、みなさん味のある作品を作られていました。ちょっと慣れてくると、マーブル模様どんぐり飾りにも挑戦しました。

 
 次は「クラックビー玉」。ガラスは、一気に冷やしたり熱したりすると、体積の変化でひずみが生じて、割れることがよくあります。この仕組みを利用して、ビー玉全体にきれいなひび割れを入れて、キラキラ輝きを増したのが、クラックビー玉です。作り方はかんたん。茶こしに入れたビー玉をガスコンロの上で、コロコロと転がしながら、3分以上熱します。熱がビー玉全体にいきわたったところで、一気に茶こしごと、水中へチャボっ!!「ジュ~っ!!」と、音がしてあっという間にクラックビー玉の完成です。冷えたら、レジンをぬって、ブラックライトで固めて、きれいなアクセサリーに仕上げました。


 ガラスや高温のガスなどを扱うガラス細工は、初めての方にとっては、道具がそろっていないし、安全面でも心配なので、家庭ではなかなか難しいかもしれません。今回、紹介した「クラックビー玉」は、ご家庭でもできそうですし、「とんぼ玉」についても、興味がある方は、ぜひ科学センター講座を確認してみてください。


 今回もいろいろな作品が完成しました。参加者のみなさんは「もう少ししたい」と、まだまだ納得していない様子でしたが、できた作品は失敗に見えても、自分で作ると愛着がわきますよね。長く大切にしてもらえるとうれしいです。お申込みありがとうございました。