2022年12月22日木曜日

親子科学教室「日本の伝統、和凧作りに挑戦」

 12月11日(日)に、親子科学教室「日本の伝統、和凧作りに挑戦」が開講されました。

 和凧講座は、倉敷科学センターで30年近く続く、伝統ある科学講座です。和凧は、お正月の風物詩として長く日本の伝統として愛されてきました。そんな和凧作りを凧名人の方に教わりながら、親子で挑戦してもらいました。今年は「連凧」を作りました。

 材料は、和紙、竹の骨、凧糸です。まずは、和紙全体にイラストを描きます。みんな思い思いに楽しい絵を描きました。今年は、3連の連凧なので、イラストも3つ必要でした。少ない時間で子どもたちも大慌てです。みんな良い絵が完成しました。やっぱり来年の干支「うさぎ」のイラストが人気でした。

  次に、竹の骨組みを1本ずつ印に合わせて、和紙に貼り付けていきます。縦横に2本ずつ組み合わせて、上手に貼り付けていきます。これも3枚分あるので、子どもたちは大忙しです。一緒に製作した保護者のみなさんも一緒になって、左右の指をボンドでべたべたにしながら頑張ってくれました。仕上げは、一番下に長い尾と、中央に凧糸をつければ完成です。連凧に3色のかわいいしっぽが付きました。

早速ライフパーク倉敷の広場へ飛ばしに行きました。さあ、みんなの凧は無事、空高く飛ぶことができるのでしょうか?!

 糸を伸ばして、親子で凧を構えたら、よーい、スタート!!最初は、雲がどんより。風もほとんどなく。本当に凧揚げができるか心配でしたが、だんだん良い風が吹いてきて、子どもたちもコツをつかむと、グングン凧は空高く舞い上がっていきました。どの凧も気持ちよさそうに風に乗って、冬空を高く舞っていました。

 工作だけでなく凧をあげるときも、しっかり親子で協力し合って、上手に凧あげができました。お子さんにとっても、おうちの方にとっても素敵な経験になっていたらうれしいですね。(o^―^o)ニコ もちろん来年度も伝統ある「和凧講座」開催します。来年度は「六角凧」です。ぜひお楽しみに。