2024年7月3日水曜日

科学工作教室「『ライントレーサー』を作ろう」

 6月30日(日)科学工作教室が開かれました。今回は,科学センターの講座の中でも,難易度の高い電子工作です。スイッチを入れて走らせると,センサーにより自動で床にひかれた黒い線を感じ取って進んでいく車『ライントレーサー』作りに挑戦しました。



 電子工作は,中学校の技術で習うハンダ付けの作業が中心になります。小学校高学年から中学生の参加者のみなさんは,ほとんどが初挑戦で,講師の先生や家の人に助けられながら,慎重に作業を進めました。初めて使うハンダごてに苦戦しながらも,電子基盤に抵抗やコンデンサ,ICなど1つずつ繋げていきました。慣れてくると、先生の説明よりも先に進む子も、間違えたら取返しつかないよぉ…(꒪ω꒪υ) 


   無事,ハンダ付けを終えると,モーターやタイヤを順番に組み立てました。ねじを締めたり、金づちでタイヤを固定するシャフトを打ち込んだり…。なかなかやりなれない作業に,少し苦労しながら、最後まで頑張りました。いよいよ『ライントレーサー』の完成です。



 各ポイントにはりつけた走行コースを走らせました。まずは、センサーの調整が大切。センサーライトを当てた時に、白い部分は点灯し、黒い部分は消灯するように、半固定ネジを調節して、センサーを正しく反応するようにします。 自由に黒ペンで描かれた走行コースに好きなように置くと,ワクワクしながらスイッチON! 中には,うまく動かなかったり,曲がるところをまっすぐ進んだり,なかなか思い通りには動かないライントレーサーもありましたが,講師の先生方の車検や微調整により,最後はどのライントレーサーも元気よく走り出しました。同じコースを同じ姿の車が走っているので、グルグル回っている間に「あれっ?!自分の車はどれ…ヾ(◎o◎,,;)ノ楽しい電子工作教室でした。参加・お申込みいただいたみなさん、ありがとうございました。