2024年8月29日木曜日

わくわく実験室「水の力でアサガオの花をえがこう」

8月のわくわく実験室のテーマは「アサガオの花をえがこう」です。


アサガオ
は小学1年生で育てますよね。
今回はコーヒーフィルター、にじむペン、水をつかって、アサガオの花のような模様を作って、家の中でもアサガオを楽しもう!という実験です。

コーヒーフィルターを丸く切って、さらに中心に鉛筆でうすく円を描きます。好きな色で円をなぞります。ペットボトルキャップに8分目ぐらい水をいれて、その上にコーヒーフィルターを置いてみると…

がにじんで、じわじわと色が広がってきます!!!

 ペンの色の組み合わせ、書き方によって全く違う模様、色合いがでてくるのが本当におもしろいんです!!

いろんな色を使いたくなりますが、一度に使うのは2色がおすすめ。とくに青・緑 だととても綺麗なアサガオが描けます☆

みなさん、バリエーションに富んだ、素敵なアサガオを作っていました(*^▽^*)コーヒーフィルターを4枚お渡ししましたが、まだ作りたい!と追加でたくさん作っている子も!時間がたりないくらいでしたね。やり方も簡単で視覚的に楽しめて、わかりやすい!!何枚でもつくりたくなります♪ 夏休みも終わりに近づいていますが、整理券もすべてなくなり、たくさんの方に来ていただきました☆

次回のわくわく実験室は、みんな大好き!「シャボン玉まつり」を予定しています(*^▽^*)来月もご参加、お待ちしております!!


★次回のわくわく実験室のご案内★

  シャボン玉まつり 』

  日程:9月28日(土) 13:00~15:00
  場所:ライフパーク倉敷 バス駐車場
  無料、当日12:30より科学センター1F受付にて整理券配付
  ※ 小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。

 混雑を避けるため整理券をお持ちの方のみ参加いただけます。当日12時30分より配付しますので、科学展示室や全天周映画、プラネタリウムと一緒に、ぜひお楽しみください♪


2024年8月8日木曜日

8/3(土) 夏休みわくわく実験・工作スペシャル

 8月3日(土)

夏休みわくわく実験・工作スペシャル

10:00~12:00、13:30~15:30で

2部に分け、実験実習室(わくわく実験

研修室(わくわく工作)で行われました。

 

わくわく実験室

 今回は「風船スライム」にちょうせんです。まずは、特別な洗濯のりとスライムづくりの薬品をまぜてスライムを作ります。上手にスライムができたら、ストローの先に手にのせたスライムを集めて、ストローで息を吹き込み、スライムを風船のように膨らませたら完成です。2つの液体を上手に測って、しっかり混ぜます。普段はネチャネチャ楽しむスライムですが、今日は楽しく膨らませることができました。上手な子は手のひらを大きく超えて、顔の大きさぐらいΣ(・ω・ノ)ノ!

 

わくわく工作室

 今回は「吹き出しカメレオン」を作りました。ストローにはりつけたカメレオンのイラストから細いひもが飛び出しています。ストローに息を吹き込むことで、そのひもがカメレオンの舌のように、びろびろビヨーンと伸びるという吹き出しおもちゃです。ストローに穴をあけたり、糸の端をボンドで止めたりするのは、少し大変でしたが、おうちの人に助けてももらって、みんな上手に完成しました。

   
 
 
 夏休みのスペシャルイベントということで、実験・工作とも大盛況で午前・午後とも整理券は早々に全て配布完了という状況でした。どの回も、子ども連れのご家族でにぎわいました。

 無料の公開教室は、わくわく工作室(第2土曜)わくわく実験室(第4土曜)として定期的に開催しておりますので、通常の回にもぜひご来場ください。お待ちしています。( ๑´•ω•)۶”

 




わくわく実験室「ダンゴムシの迷路」

 7月27日(土)にわくわく実験室「ダンゴムシの迷路」が開催されました。この日は12時頃からたくさんの家族が整理券を求めてお待ちいただき、約10分ですべての券がなくなるといった大変な状況でした。子どもにとって、ダンゴムシは小さくて、シャリシャリ歩いたり、さわると丸まったりする、身近でかわいい人気のあるムシなんですね。


 今回は、ダンゴムシの観察はもちろんのこと、ワラジムシキアゲハの幼虫などの観察もしました。そもそも「昆虫」とは、からだが「頭・胸・腹」の3つに分かれて、足6本が胸についている生き物を指します。…ということは、ダンゴムシが昆虫でない(;゚Д゚)! ことに気が付き、ダンゴムシとワラジムシの違いなども解説をきいて、実際に顕微鏡で観察しました。


  続いて、昆虫であるアカスジカメムシコスナゴミムシダマシも顕微鏡で観察しました。もう一つは、キアゲハの幼虫です。こちらも昆虫ですが、幼虫なのでからだのつくりが成虫とは違います。はじめは「かわいい(・∀・)!!」と言っていた子どもたちも、顕微鏡で拡大した姿を見ると、大きさや形状に「ビックリΣ( ̄□ ̄川)」でした。虫が苦手なお子さんもダンゴムシや昆虫を観察したり、さわったりする中で、扱い方を知る良い経験になったようです。身近な昆虫やムシなどの飼育を通して、昆虫への愛着や適切な扱い方を学んでほしいですね。



 最後に、ダンゴムシを迷路に入れて観察しました。不思議なことにダンゴムシは習性として、カベにあたると右や左に交互に向きを変えて、上手に迷路を進んでいきました。ダンゴムシの可愛さと、賢さを実感していたようです。何回もダンゴムシを迷路に置いて熱心に動きを確かめていました。ときには、カベによじ登ったり、迷路から脱走するダンゴムシも…(;'∀')

 長い夏休みに段ボールでダンゴムシ迷路を作って楽しんでみてはいかがでしょうか。

★次回のわくわく実験室のご案内★

  『 水の力でアサガオの花をえがこう 』

  日程:8月24日(土) 13:00~15:00
  場所:ライフパーク倉敷 実験実習室
  無料、当日12:30より科学センター1F受付にて整理券配付
  ※ 小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。

 紙に描いた色とりどりの模様を水でにじませ、きれいなアサガオの花を作ります。お楽しみに !!

 混雑を避けるため整理券をお持ちの方のみ参加いただけます。当日12時30分より配付しますので、科学展示室や全天周映画、プラネタリウムと一緒に、ぜひお楽しみください♪






2024年8月3日土曜日

科学工作教室「モーターでブルぶるロデオ」

 7月28日(日)に、小学校高学年向けの科学工作教室、「モーターでブルぶるロデオ」を開講しました。

🐂「ロデオ」とは、大暴れする牛の背中に、片手だけで手綱を握って乗っていられる時間を競う競技。闘牛でスペイン発祥と思いがちですが、カウボーイ文化の本場、アメリカ発祥なのですね。

 今回は、そんなロデオを、ブラシモーターゴム栓などで作りました。

 

 なぜブルブル動くのかというと、ゴム栓を真ん中(重心)から外してモーターの軸にさしているために、高速回転するときに軸が左右に振られてぶれるときに、ぶるぶるした振動になるからです。

 ブラシの毛のおかげでブルブル震えながらいろんな方向へ動く様は、まさに「暴れ牛:ブル」ですね。そんなロデオマシンを作っていきました。




 まず、ブルの体と顔をきれいに切り取り、ブラシに合わせて折り目を付けます。曲線がたくさんあるので、きれいに切るのが、なかなか難しい(>_<) 一気に切る人、いろいろ向きを変えながら少しずつ切っていく人、カッターナイフも使う人。参加者の子どもたち、皆さんいろいろです。


 次に、動力となるモーターの回路作り「モーターと電池ボックスをつなぎます」

文字であらわすとカンタンそうな作業に聞こえますが、導線のビニルをはいだり、電池ボックスの金具に固定したり、はんだ付けしたり…と、結構やることが。


 導線のビニルをはぐ作業は、つめだと固すぎて痛くなるのでカッターナイフを使いました。力加減を間違えると導線ごと切ってしまうので、慎重に集中しながらみなさんがんばりました✨

 線をつなぐ場所をまちがえたら上手く動かないので、一つ一つしっかり確認しながら丁寧に。電池ボックスをブラシの位置に気を付けながら固定し、スイッチを入れて動いたところで一安心。

 

 ここで最難関、はんだ付け。 はんだごての持ち方、はんだ付けのやり方、場所の説明を聞いて、いざトライ。ハンダが少な過ぎたら電気が通らず動かない。多すぎて隣の金属とくっついても動かない。はんだごてを長く当てすぎるとボックスが溶ける。加減が難しいですが、ヤケドに気を付けて、真剣にがんばりました✨ 

 

 はんだ付けが終わったらラストスパート。ポイントとなる、ゴム栓をモーターの軸に突きさし、微調整。きちんと回転するようにブラシにぶつかってしまう部分を切ったり、好みの動き方をするように、さす位置を変えたり…おとなしい牛さんが好きなら、小さく切って真ん中に。暴れ牛が好きなら、大きめに残して、思い切って端に。みなさん自分ごのみの「ブル」ができました✨

 

 あとは、切り取ったカウボーイを組み立てて、ブルとカウボーイをブラシにセットしたら完成✨ 個性的なブルたちが大集結しました。

 モーターを変えたら? ブラシの毛を切ったら? 飾りをブル以外のものにしたら? といろいろ思考をめぐらせている人もいました。講座自体が終わってからも、様々なブルブルが誕生しそうな予感がしました。みなさんも、自分で新たに選んだブラシモーターゴム栓と、お好みの絵写真を使って、オリジナルブルブルを作ってみてくださいね(^_^)b